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「国語」から解き放たれて「言葉」を獲得することへの祈り――「わたし」とは何か、「ふつう」とは何か、という問いを生きる 大和志保
くじ引きによる民主主義の再生を提案――我々が漠然と抱いている疑問点を明解に指摘し、眼前の靄を取り除く一助となる 岩崎正洋
漱石とその時代の熊本の姿を生き生きと蘇らせている――今後の熊本時代を中心とする漱石の伝記研究において、不可欠の一冊 坂元昌樹
現在における文化人類学として屹立させていく方途――人類学が、そしてわたしたちが「あらたな共同性」へと思考していく 皆川勤
縦横無尽に行き来する「回路」のようなエッセイ集――一つ一つのエッセイはコンパクトなので、どこからでも読み始められる 今野真二
映画史・メディア史の叙述を更新するために――オーディエンス・カテゴリーの言説的構築という従来的な議論に回収されない、豊かな方法論的示唆を含んでいる 近藤和都
荒々しく、饒舌で、ずっしりとしていて、黒い――1950年代後半から60年代にかけてのエリスンの初期短編を集めた一冊 倉数茂
詩の幹と根、あるいは〈農民芸術〉の夢――作家論三篇が「詩の空」を、巻末の八篇が「詩の地面」を表している 山田兼士
危機感と絶望の中で、自身の実存を守るために――詩と行為が一体化した難民二世の詩人には、未来を確信する以外に生きる術はない 河津聖恵
今後の移民政策を考えていく上で何を考えなければならないか、という指針を示す――他国の移民政策を参考にしつつも、日本独自の制度形成が志向されねばならない 上林千恵子
現実や世界への疑いや接近の試み――四つの短編小説がそれぞれ存在の不安感に、静かに、しかし次第に燃え広がる火のように、じわじわと迫ってくる作品 暁方ミセイ
クリムトの〈黄金のアデーレ〉誕生と、その後に辿った運命のストーリー――幾つもの物語が紡がれ織り重なりながら、真の芸術は次の時代へと手渡されていく 森山恵
男性優位かつ男性支配的な日本社会の変革を要求する――ここまでの大胆な主張が男性からなされたことは心強い 桑島薫
小説を読む効用、魅力とは何か――注釈も本文に劣らず読み応えがあり面白い 早助よう子
連環と連動――日本語の記述に軸足を置いて、いかなる試みがなされていたのかを克明に掬い上げ、検証・検討を加える 木村一
近未来SFにして青春ミステリー、同時に教養小説でもある稀有な一冊――死と再生を繰り返しながら、絶えず更新されてゆく生命の過程 樺山三英
(ポスト)フェミニズムと新自由主義の葛藤――必要になってくるのは「連帯」である 竹田恵子
さまざまな資料を丹念に辿りながら、見事な菅原文太〈像〉を描出していく――「人間の孤独感なんかたいしたことないな」と思う菅原文太の方位に共感 久保隆
日本思想史について縦横無尽に語り合う――五人の大御所による白熱の論文集 井上厚史
あらためてANTとは何なのかを入念に論じる――社会科学による批判的な分析は可能なのか、可能ならばいかにしてか、という問いを惹起 山本泰三








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『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 下戸の夜
(本の雑誌編集部下戸班編)
2位 ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
(ブレイディみかこ)
3位 東京凸凹散歩
(大竹昭子)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 一切なりゆき
(樹木希林)
2位 未来の地図帳
(河合雅司)
3位 ノーサイド・ゲーム
(池井戸潤)

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