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壁を背にした労働者の物語――ナチズム体制成立前夜を描く 新庄孝幸
命の余韻――オッド・アイをもつ美しい黒猫と、美しい魂をもつおばあさんと、それを見守る幼い「ぼく」の物語 山田兼士
前衛党建設(ブント再建)へ――六〇年安保闘争とその十年後の運動をつなぐ、社会主義学生同盟〈ML派〉機関紙を復刻 寄稿:鈴木迪夫氏・船橋治氏
検閲に立ち向かおうとし、あるいはそれに翻弄された当時の出版人たちの気配が、生々しく立ち上がる――テクストに徹底的にこだわり抜いた先にコンテクストの地平が拓けた 嶋内博愛
まさに時代に求められた一冊――日本という国家社会のカタチとその思想文化の有り様を、「東アジア冷戦」という歴史的原点から領域横断的に分析して描く 早尾貴紀
そっと開いている市――あいまいさと明晰を内に持った秘密=詩を福間健二が書いている 中尾太一
「世界革命」を準備するために――もっと泥沼へ。突き抜けるほどに 瀬尾育生
「出来事の手触り」を追求――旧来からある「閉じた文壇」、「自閉的な私小説」という文脈を反転させ、大衆文学への通路を開いていく展開は鮮やか 中山弘明
高畑勲作品を成立させる基盤――文学研究者による書物という銘打つ限り、その専門性が高畑映画の考察にどのような豊かな実りをもたらすのか 米村みゆき
「倫理思想史」を通じて「わくわくする経験」を共有する醍醐味――思想史から「様々なものの見方」を獲得し、一緒に考えてみる教科書であり研究書 菅原寧格
作家が紡ぐ巡礼記――カミーノ(サンティアゴ巡礼路)がこちらの深奥へと入り込んでくる 黒川類
アジアの図像を読み解く旅に出る――「杉原図像学」からの贈りもの 田村容子
緻密な考証と的確な論理から「差異」「複数性」という視座を浮き彫りに――「差別」論をいかにして構築していくのかという重要な提起 吉村智博
尊厳とは何であり、尊厳を守るためにはどうすればよいのか――概念分析と応用の二つを柱にした、国際共同研究の最新の成果 有馬斉
ジャンルを“面”で読むために――中華SFの広大な世界をかいま見せる日本オリジナル編集のアンソロジー 稲村文吾
全体性に回収されない生を生きるということ――「生きた意味の結び目」としての主体性を取り戻す作業 貞廣真紀
短編の名手は生まれながらのストーリーテラー――ハイチには数えきれないほどの「不在」がある 山本直子
タブマンの足跡を、時代背景への目配りとともに丹念にたどる――命が大切なのは当たり前なはずなのに、ぜんぜん当たり前ではない状況に生きているのが黒人だ 栩木玲子
二〇世紀分析美学の金字塔――敵対的な論争を通じて自説を練り上げていくところは、いかにも分析美学らしい議論のスタイルだ 松永伸司
身体のドラマとしての植民地――ポストコロニアル研究の「ひとつの到達点」 中井亜佐子








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