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闘う進化学者エルンスト・ヘッケルの実像――一九世紀ドイツの科学・宗教・文化・社会を知るための恰好の一冊 宮嶋俊一
カトリックの正史には記録のない中世の女教皇ヨハンナの伝説を検証する――語り手の意識を映し出し、生きた記憶となった伝承を歴史的に考える面白さ 山辺規子
一つの壮大な知の冒険の物語――本書を体験した読者が、むしろ積極的に抵抗し、あるいは反発することを、「免疫の詩学」は期待し、待ち構えている 池田寛子
意識はコード化され得る――壮大なスペースオペラ『エピローグ』、奇想・不条理な世界を描いた『シャッフル航法』 大野万紀
朝鮮における「帝国神道」の展開の歴史を制度と思想の側面から究明――読み手の関心の所在によってどのようにでも学びや思考が可能となる稀有なテーマ 樋浦郷子
「QVJF・2」を越えるために――焦燥感こそが「詩」の本質につながっている 田中庸介
友川カズキはいま「キ」ている――バラとゴミがいちめんに散らばるように、頻出する固有名詞が各々にエピソードを孕んでさまざまな紋様を奏でていく 山崎春美
帝国の終焉と国連のイデオロギーの起源を問い直す歴史書――「帝国主義的インターナショナリズム」をキーワードに帝国と国連を結ぶ 本多美樹
〈涼しい風のごときもの〉、その根拠に向かう「感覚の果てへの旅」――〈好きで好きでたまらない〉立場から書いて、遂に開かれた尾崎理解に通じた好篇 澤村修治
なぜ世界は存在しないのか?――ドイツ観念論を通じた思弁的実在論の新展開 寄川条路
「魂のゆき来」こそ生命全体の再生のための手掛かり――文筆家としての石牟礼の詩的な語りが魅力 間庭大祐
現在という修羅場――つげ忠男の一年九ヶ月ぶりの作品集 久保隆
ゾディアック事件はめでたく未完の続き物として延命した――確かに著者はゾディアックが生み出した子供のひとりなのだろう 古澤健
「核絶対否定」思想の現代的意義を再確認する――瀬戸際の思想の具体的継承・展開の試み 嘉指信雄
人間が描いたものを、人間が分析する人間らしさ――美術、日本画、制度論といった専門的な事項を知るための格好の手引き 宮田徹也
「精神分析の新たなパラダイム」を展望――境界の問いは、精神分析実践の枠組みへの再考も促す 上尾真道
内戦と難民は過去のものではない――少年の絵と詩人である母の聞き取りによるドキュメント 野上暁
社会的弱者が必死にならずに、平穏に生き抜く方法――本にまつわる文章をまとめた、魔法のエッセイ集 小山力也
文庫というスタンスから「昭和の性文化」をまとめた四冊のシリーズ――エロ本は壊滅した。さて、しかし……? 鈴木義昭
異常なまでに細部に偏執する眼差し――訳者たちは大変な仕事をしたものだ 四方田犬彦








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『新宿センチメンタル・ジャーニー』
『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 本当の翻訳の話をしよう
(村上春樹、柴田元幸)
2位 天皇陛下にささぐる言葉
(坂口安吾)
3位 漱石全集を買った日
(山本善行)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 今こそ、韓国に謝ろう
そして、「さらば」と言おう
(百田尚樹)
2位 一切なりゆき
(樹木希林)
3位 思わず考えちゃう
(ヨシタケシンスケ)

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