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「受容の活性化と、将来的な展開」というあらたな賢治理解の位相を提示――戦時下から、敗戦後の「教科書」における賢治受容の有様に焦点を当てる 久保隆
妖怪の現れる懐かしい道――地理学の立場からアプローチする著者の新著 芹澤知広
国家犯罪に承認を与える「リベラルな報道」――十分に読み直される価値がある、その有用な証言 吉田裕
オリジナルな議論を展開する、挑戦的で稀有な研究書――音楽美学と心の哲学の配慮の行き届いた入門書 難波優輝
神話をもてあそび、権威を茶化し、性にまつわる妄想まで執拗に描く――百年前のラヴクラフトと『ユリシーズ』の時代の息吹 下楠昌哉
「フランス」という時代の長い終わり?――最新の研究を取り入れてヴァージョン・アップさせた著者の知識人史の集大成 竹本研史
低い視線から人間を描ききった――人に対し生来の優しさと分けへだてなく接する心構えが、交流を支えているように思える 田島正夫
嘘に抗う――過去、そして今にある全体主義を考える 中辻柚珠
深部の思考回路を覗く――ほかの人が立ち止まることなく通り過ぎてしまうものごとの一つひとつを丁寧に、じわじわと掘り下げる 渡邊真里
フロイトの「メランコリー」理論のさらなる精緻化とその射程――現代人の自己意識を場合によっては「隠喩」として拘束しかねない心的疾病たる「鬱」に関して実証的な精神分析的記述を与える 遠藤不比人
生き物の記録――意志の力ではどうにもならない「人間の条件」から出発した「ドキュメント」の書 池田雄一
時代に抗う書物――闘争の鍵となるのは「演じ/演じられる=パフォーマティヴィティ」だ 助川幸逸郎
濃密な「言葉」の塊へと蒸留されたスペイン内戦――「狂気のなかで」アサーニャが自らの「強み」を発揮した傑作 渡辺雅哉
時代を超える単身者の倫理――恋愛未満の場所で浮かび上がる恋愛感情の、なんと初々しく魅力的なことか 田中和生
不退転の「戦闘的自由主義者」(リベラリスト・ミリタンス)――「日本言論史上の金字塔」と謳われた河合栄治郎の「人・生涯・思想」を詳らかにする 川成洋
チャペック兄弟の兄ヨゼフの反ファシズム風刺画に見る洞察力――ヨゼフ本の久しぶりの邦訳出版はチャペック・ファンにとっては嬉しい 柴田勢津子
徂徠学にできることはまだあるのだろうか?――徂徠の「風俗」論のアクチュアリティを示す 板東洋介
アフリカ人作家の役割として――たびたび出てくる残酷な場面でも、タジョらしい人間愛あふれる詩的な表現に読者は救われる 楠瀬佳子
「叛逆の方向へ」と惹起していく様態――「国家なんて幻だ」と言い切る丸山健二だからこそ、描出できる世界 久保隆
匕首の刃を研ぎ澄ませ――2019年現代美術回顧 福住廉








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■東京■東京堂書店様調べ
1位 流浪の月
(凪良ゆう)
2位 野垂れ死に
(元木昌彦)
3位 木になった亜沙
(今村夏子)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 流浪の月
(凪良ゆう)
2位 五・一五事件
(小山俊樹)
3位 気がつけば、終着駅
(佐藤愛子)

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