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国連という遠い世界がずっと身近に感じられる――人間の感情の機微をつかむ著者の感性が行間に埋め込まれている 西川伸一
未来のエリアス研究にとって新たな指針となる一書――「文明化」と「暴力」のもつ意味を重層化する 大平章
トリックスターぶりを新しいアプローチで描く――組織論としても秀逸 末國善己
蘇る戦後直後から六十年代までの青春群像――かつて学生劇団が先鋭・前衛的であった頃の記憶 山本勝哉
登山は登頂のみを目的に行なわれる行為ではない――素っ気ない記述の中にリアリティをもって伝わってくる著者の感動 澤田実
説得的で味わい深い「民俗技術誌」――「伝承技術と近代工業」の断絶と継続を、鍛冶職人の現場を委細に知ることから明らかに 朝岡康二
学際の大道を歩むスタンダード――あまりに眩暈的であまりに超絶した〈百面相〉に向き合うために、まずはフォーマルな解釈をふまえる必要があるはずだ 澤村修治
時代を超えた恋愛悲劇の活写――濡れ場から浮き彫りにされる、官能の爆発に翻弄され、暴走、破滅していく人々の生きざま 香山二三郎
「生きる」ということへの限りなく寛容な思いやり――沈着かつ滋味豊かな詩境 林浩平
現在も続く熾烈なスパイ合戦の「真相」――スパイマスター「プーチン」の闇は深い 山田宏明
アフリカ系アメリカ人の苦難の歴史のなかでキリスト教が果たしてきた重要な役割――米国の闇の深さと、そのなかで決して消えることのなかった希望の光の強さを知る一冊 有光道生
闘う詩人パステルナーク――「僕は詩のように自由に書きたい」というパステルナークの意図を受けついだ工藤正廣の詩作品 川崎浹
ブルトンによる再発見から88年、新たな段階へ――「黒い男」ことフォルヌレの再評価 後藤美和子
文学・言語・絵画・芸能の研究とは異貌の源平盛衰記が立ち上がる――源平盛衰記というテキストに収まりきれないスケールと深い考察、前代未聞の事件といえる出版 前田雅之
中世イスラム世界の哲学者の音楽理論を長年研究してきた著者の集大成――テーマや項目が多岐にわたる網羅的な書 松田嘉子
〈近代〉のもつユートピア的意義を重視し、評価し直す――実践的な「思想」の構築へのスプリングボード作りを目指した書物 恒木健太郎
言葉の〈不在〉と軍都の言説――生者たちの「歴史を逆撫ですること」 古賀徹
戦場を舞台にした「日常の謎」――ノルマンディー作戦から終戦までのコック兵の軍隊生活と、謎めいた出来事の数々を綴った作品 蔓葉信博
福祉社会の一歩先に挑むフィンランド――「幸福な未来社会」実現への北欧の挑戦 山辺裕之
刮目すべき「戦争体験」――戦争に翻弄されたものの、何事にも妥協せず突き進んだ女性のおのれの「人生讃歌」の書 川成洋








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『新宿センチメンタル・ジャーニー』
『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 下戸の夜
(本の雑誌編集部下戸班編)
2位 ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
(ブレイディみかこ)
3位 東京凸凹散歩
(大竹昭子)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 一切なりゆき
(樹木希林)
2位 未来の地図帳
(河合雅司)
3位 ノーサイド・ゲーム
(池井戸潤)

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