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「外へ向けての」アジア主義から、「緩やかな」アジア意識へ――日中のアジア主義の歴史を振り返るための貴重な一書 中川未来
卓抜した論証が誘う左派リバタリアニズムの地平――現代政治哲学の過去・現在・未来を考えるための道標 松元雅和
持続可能な国立公園を将来世代へ――国立公園制度のあり方と、国立公園内の開発計画、それに反対する自然保護運動を具体的に検証する 小祝慶紀
ピケティの思考の核心を切開――現在の超資本主義社会はどこまで変容していくのか 皆川勤
ゲイカップルの養子縁組奮闘記――日本もそろそろゲイの子育てができるようになってほしい 後藤純一
ハリウッドの影に埋もれた映画的停滞への再評価――近年の映画学の潮流とも重なる、国際的かつ意欲的な研究 上田学
ベトナム・氾濫原湿地帯のムラの創られ方――丁寧なフィールドワークに基づく政策的開拓村社会のモノグラフ 筒井一伸
線の上に立ち続けるドルフマンの半生――英語・スペイン語・日本語との間に生ずる陰影をも文字にとどめようとする翻訳者の文体から、ただならぬ決意と誠実さが滲み出ている 水谷八也
バニヤップの「百物語」――「妖獣」が語るオーストラリアの歴史 松山利夫
自画像をめぐる壮大な「叙事詩」――自画像の世界史的展望を与えつつ、その成り立ちを明らかにしてゆく 北澤憲昭
さまざまな資料を収集したディズニー音楽を扱う労作――平易な「語りかけ」で、一般読者にも配慮している 賀来タクト
日本近代文学を変容させた大地震――人は災厄とどう向かい合うのか、災厄は文学に何をもたらしたのかを問う 渡辺善雄
破局をはらんだ日常のなかで夢見ること、生きること――片渕須直監督・こうの史代原作『この世界の片隅に』 片岡大右
マティス研究の長年の研鑽に裏打ちされた労作――未公開の草稿的な資料に基づく検討は、貴重な基礎研究としての意義を持つ 天野知香
ナイーブな「鮎川信夫」像の登場――共感と問題意識を読む側に喚起してくれる 宮崎真素美
人文・社会諸科学の「統一性」を呼び戻すために――「社会学的想像力」の回復を志向するライールの呼びかけ 鈴木智之
方法論至上主義の授業を斬る――文学研究者にも衝撃を与える重い内容 関口安義
消費者自給農場、市民耕作者集団、そして農業生物学徒として――農の原理的探究をベースとした在野の論客、明峯哲夫の著作選集 中島紀一
日本浪曼派の思考と感性の有様――今一度、保田與重郎たちの声を現在へ反照させるべきだ 久保隆
第26代米国大統領・ルーズベルトの探検家としてのアマゾン旅行――1600キロの謎の川をブラジルの地図に記入した 大野秀樹








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3位 本の雑誌の坪内祐三
(坪内祐三)
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1位 '20 ミシュランガイド新潟 特別版
2位 一人称単数
(村上春樹)
3位 気がつけば、終着駅
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