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織田作之助の創作方法に迫る――語り=騙りの文芸としての小説に、虚実のあわいに取り憑かれた作家の姿を示すに相応しい 尾崎名津子
速度が環境となる時代に――ヴィリリオ思想のポテンシャルを提示した労作 平田周
十全な世界に向けた、贅沢な入門書――他ならぬ『源氏物語』を語り直すことは、学問や文学が軽視される世の中を書き換えていくための、ひとつの力となるかもしれない 西原志保
郵政民営化の本質的側面を描き出す――史実を明らかにした基礎文献としての地位を、本書は揺るぎなく確立した 西垣鳴人
ドイツ革命の「忘れられた冬」を描く労働者一家と赤い水兵の物語――百年後の今日の読者に向けた大河的作品 桜井裕三
風の子どもたち――古代、近代、そして原始。風が語るヒトの記憶 寺村摩耶子
ウエストミンスター・モデルの中心をなす要素をユニークな立場から批判的に考察――日本国憲法のもとでの、解散権の問題に重要な一石を投じる 松園伸
亡命ドイツ人の手による優れた同時代分析を集めた史料集――ただし、「フランクフルト学派」という点を強調しすぎるという懸念も 鈴木健雄
「特殊な尋問」でCIAは禁断の果実を思う存分追い求めた――墓場まで持っていかれたCIAの悪事とは 川成洋
コンテンポラリーダンスを支える感性とは何かを考えさせられる一冊――広く社会・文化・政治などとのつながりで捉えようとする姿勢 原田広美
政府の憲法解釈をいかに統制するか――憲法解釈権力という概念を通じて、昨今の現実の政治的諸事象を批判的に紐解く 奥村公輔
花田清輝は完全な“アナーキスト”だ――下巻の早めの刊行を待ちたい 皆川勤
難民を友情の対象として捉え直す――難民が国民と対等な立場を構築し、主体性を回復するために 上野友也
トランプ大統領の「アメリカ第一主義」としばしば同一視されるビーアドの外交史論への関心――南シナ海の軍事拠点化を進める中国にどう対処すべきかを考える上でも、一読の価値のある書 中嶋啓雄
法は生きたもの、創造的なものであり続ける――東アフリカ、ケニアの農村での二十年近くにわたる観察の経験をもとに、法と社会についての議論を展開 高野さやか
蜜蜂と人間の間合い――蜜蜂とその先にある自然のありようを理解する 猪瀬浩平
ミソジニーについて分析哲学的アプローチで論じる――中心的な問題意識は「ヒラリー・クリントンの落選」 菊地夏野
結婚の脱特権化を展開する――婚姻廃止論ではなく、最小結婚という代案を提示 池田弘乃
マッチョで女性差別を内包する運動に参入する女性――どのような視点でどのような運動を展開しているのかを社会学的に調査、分析する 上野淳子
記憶の隘路を遡行する夢――ビー・ガン監督『凱里ブルース』、同『ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ』 谷昌親








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■東京■東京堂書店様調べ
1位 一人称単数
(村上春樹)
2位 首里の馬
(高山羽根子)
3位 本の雑誌の坪内祐三
(坪内祐三)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 '20 ミシュランガイド新潟 特別版
2位 一人称単数
(村上春樹)
3位 気がつけば、終着駅
(佐藤愛子)

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