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民衆文化にかんする貴重な示唆に満ちた著書――近代的自我の意識を検証し、演劇受容経験を再構築する 松岡浩史
ヴィクトリア時代の人情味あふれる好短編集――人生の深淵を浮き彫りにさせている 立石弘道
捻れたマスキュリニティー――三島の描いたジェンダーやセクシュアリティーの在り方は一筋縄ではいかない 山崎信子
「自己死意識」という視線――ラスコーリニコフという存在を社会的、歴史的背景から読み解く 皆川勤
自分と他者の「関係」を考える契機――生き方のマニュアル本と理解してはいけない 山井悟
画期的な「名画座」事典――様々な映画体験の記憶が甦ってくる 久保隆
沿岸という枠から見た独創的な人類史――ホモ・サピエンスは陸と海が出合う沿岸という移行帯で進化した周辺種である 大野秀樹
ヒューマン・ストライキに継ぐヒューマン・ストライキを!――フランシス・ベーコンという特異な画家の見せた闘争のレポートとしても読みうる 五井健太郎
透徹した知的洞察と詩的精神でもって描く――ル・クレジオの静かな闘志が息づいている 中村隆之
フェティシズムとは、人間の肉体をめぐる修辞学的欲望の総体――まさに博物誌的といっていい博覧強記が本書の真骨頂 谷川渥
大飢饉の背景・影響・問題点を、政治・経済・社会文化的な側面から冷静に解明する――過去の飢饉の経験から何が学べるのかを考える上で、多くの情報・論点を提供 永島剛
多様な視点にもとづく口述資料の解釈と流麗な語り口――オーラルヒストリー論の名著の一冊 吉田かよ子
現代中国が世界の参照軸となる可能性を語る――「システムを超えた社会」を志向する 中山智香子
音楽とは何か、という壮大なテーマをめぐる「音楽論」――教養科目の教科書としてまとめられた一冊 東谷護
韓国神話の本質を知る――今後共に多くの類話を日韓で発掘して欲しい 松原孝俊
ヘーゲル論理学研究の新たなスタンダード――著者の四十年間におよぶ思索の成果 川瀬和也
2016年上半期アンケート 道場親信、松本卓也、川崎浹、鈴木創士、藤原辰史、郷原宏、巽孝之、古賀徹、井川博年、川村邦光、荒川洋治、小池昌代、細見和之、坂野徹、中金聡、新城郁夫、崎山政毅、四方田犬彦、小倉英敬、天笠啓祐、小松美彦、小倉孝誠、鈴木一誌、澤田直、加藤一夫、青木孝平、上村忠男、大野秀樹、鶴見太郎、川本隆史、飯城勇三、高橋敏夫、松永美穂、竹中佳彦、阿木津英、安田敏朗、塚原史、柏木博、小森健太朗、野上暁、石原千秋、布野修司、三浦哲哉、天野知香、瀬名秀明、大澤聡、佐藤泉、笠井潔、上田岳弘、中村邦生、船戸満之
極上のゴシック――こうした作品を待ち望んでいた読者は間違いなくいたはずだ 下楠昌哉
アジアを代表する思想家・陳映真――陳映真の作品は台湾の現代史そのものである 池上善彦
未完の大作の断片草稿――好きなページをひもといて目に留まった言葉と虚心坦懐に向き合ってみるのもよい 立花史








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(村上春樹)
2位 首里の馬
(高山羽根子)
3位 本の雑誌の坪内祐三
(坪内祐三)
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1位 '20 ミシュランガイド新潟 特別版
2位 一人称単数
(村上春樹)
3位 気がつけば、終着駅
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