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人間は陶酔によって組織され、機械の夢を見る――世紀転換期におけるモデルネの「政治の美学化」の諸相を論じる 吉野実
人および社会がどのように死と向き合い対応するか――刻々と変化する人の死をめぐる論点を広い視野で考える起点となる論集 武井基晃
鏡のなかの女たち――密室での数時間という物語の設定とは裏腹に、スケールの大きな小説 小川美登里
人がやらないことをやる、その姿勢で研究対象とされることの殆どない分野を追究――じつに鋭く興味深い「女性と読書」の考察でもある 小竹由美子
明治後半期の絵画史の状況を、美術史と美学、日本画と洋画といった、相接する領域を横断的に分析――取り上げた用語の意味論、作品論、作家論としてもすぐれた研究 植野健造
「共同体」の生命力――ハンセン病療養所における人々の繋がりを鮮やかに描き出す一冊 坂田勝彦
薬漬けの精神医療の恐怖――薬への過剰依存からの早期脱却が必要だ 萩原信彦
一流救急病院の医療過誤検討会のノンフィクションのような緊張感――外科医の医療過誤と恋の交錯の物語 大野秀樹
メディアの本質を突く――30年前に書かれた本書が再び刊行された意味 森達也
「きみ江さん」の目を通じて、全生園の様子を丹念に、つまびらかに記録する――隔離されてきた療養所という場の空気が、リアルに伝わってくる 増田幸弘
国民主権主義としての民主主義を唱えた憲法問題研究会――前史から後の時代への影響までを含めて、その全体像を描いた初めての研究 都築勉
手紙とアーカイヴの思想家の伝記――デリダのエクリチュールのベースは限られた友人への私的な手紙の執筆にあったのではないか 郷原佳以
未完のテクスト『旅愁』の可能性を追求――「日本人」に突きつけられた重い課題 中山弘明
岡崎京子ガールズの「禁句」――岡崎京子展「戦場のガールズ・ライフ」(@世田谷文学館、3月31日まで) 睡蓮みどり
想像を絶する、途方もない、驚くべき映画――アレクセイ・ゲルマン監督『神々のたそがれ』 田辺秋守
第一次日本共産党を「党史」の桎梏から解き放ち、東アジア世界に位置づけなおす――長らく〈冬の時代〉にあった社会運動史研究に雪解けを感じさせる野心的な内容 福家祟洋
文字以前の語りの世界へ誘い込む――独自の訳文で物語の本来の姿を再現 A
ヘイト・スピーチ規制の可能性を論じる――7人の執筆者による本邦初の法律専門研究書 前田朗
「ポスト理論」時代の「理論」?――レイモンド・ウィリアムズの読み直しによる二〇世紀英文学の新たな系譜 大田信良
大学教育を通じて見た現代中国の学生像――富裕化は一段と進み、受験競争も激化の一途 山辺裕之








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 下戸の夜
(本の雑誌編集部下戸班編)
2位 ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
(ブレイディみかこ)
3位 東京凸凹散歩
(大竹昭子)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 一切なりゆき
(樹木希林)
2位 未来の地図帳
(河合雅司)
3位 ノーサイド・ゲーム
(池井戸潤)

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