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歴史認識の断層と、蘇生する記憶断片との交錯地点を踏査する――伝統を乗り越えようとする者に手がかりを与えてくれるぎざぎざの切断面がひらける場所へ 稲賀繁美
「未来社会」を考えるために――ヤマギシズム農法の発展史を追跡した本 藤岡惇
米国の経済発展が自然環境をどう変えたか――「環境」に焦点を当てたユニークな米国史 山田宏明
PM2.5の汚染源は中国とディーゼル車である――抵抗勢力の環境省と環境保健研究者とのこの道はいつか来た道因果関係論争記 大野秀樹
木下順二ほど、日本近現代史と正面から斬り結ぼうとした劇作家は珍しい――日本近現代史の読み直しに徹底的に焦点化した木下の評伝・作家論を 菅孝行
『日本霊異記』の全体像を捉えようとする思想論的研究書――「凡人」「凡夫」としての自己をテーマに 吉田真樹
映画で旅するヨーロッパ――ヨーロッパ映画の面白さを縦横無尽に語りつくす 殿島三紀
堅い扉がようやくひらかれたミャンマーを知るための良書――日本人に新しい二十一世紀のビジョンを与えてくれる 金子民雄
文献学的な博捜に支えられた野心的な企図をもつ労作――今度は、著者と『判断力批判』のテクストそのものとの正面対決による解釈を読んでみたい 宮﨑裕助
近代化遺産の宝庫・熊本の建造物を豊富に記録した本格的ガイドブック――日本の近代化の諸相を知るための、簡にして要を得た歴史書 三輪智博
歴史上、さらには神話の中の登場人物の生の声を聞ける著作――パプアニューギニアの文化、文化人類学の目的を問い直す絶好の資料 小谷真吾
『明るい部屋』のパラドックス――バルトの写真論全体を概観する本書は、バルト写真論への入門書としての啓蒙的配慮も感じさせる 川島建太郎
文学とのダイナミックな関係にある〈政治〉の問題――「国民文学論」の背景の見直しはきわめて重要な課題である 島村輝
忘れてはいけない先人たちの思いを今によみがえらせる――読売文学賞受賞作『パンとペン』の著者は歴史と人物をどう描こうとしたのか 井上春樹
「参加型・参画型」授業の具体的な授業モデルと教授学の構築を試みる――知識伝授型授業からのパラダイム転換を説く時宜を得た書 木野茂
捨身なひとは、素敵なひとに通じる――闘争と論争とを駆け抜けた戦後の、いわば戦後左翼と戦後文学とが輝いていた時代の作家・詩人たちとの交流。それは、一幕芝居の連続のようでも、作品世界の本質を鷲掴みする瞬間でもある 鈴木義昭
流行を左右するほどパワフルだったある雑誌の盛衰記――編集長が語る「Hanako」5年半の「栄光の日々」の軌跡 山田宏明
一人称による深く沈潜していくような文体によって、多くの作品を提示――浮遊感とともに漂流感を抱かせる 村木哲
「終わりの後」の「始まり」のテクスト――二〇世紀初頭のモダニズム散文のスタイルを受け継ぐ、退嬰的な作家たちの生活を描いた小説 岩本和久
個人の苦労譚にとどまらない、「辞書屋」たちの複層的な人間ドラマ 田澤耕氏インタビュー








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『新宿センチメンタル・ジャーニー』
『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 本当の翻訳の話をしよう
(村上春樹、柴田元幸)
2位 天皇陛下にささぐる言葉
(坂口安吾)
3位 漱石全集を買った日
(山本善行)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 今こそ、韓国に謝ろう
そして、「さらば」と言おう
(百田尚樹)
2位 一切なりゆき
(樹木希林)
3位 思わず考えちゃう
(ヨシタケシンスケ)

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