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大日本帝国とナチ・ドイツが本当に結びついたのだろうかという疑念をもう一度検証しなおしてくれる――戦時中の日独関係の複雑怪奇を描く労作 高田里惠子
従来の刑事司法の範囲を超えた射程において出所者支援の現状を概観し、将来を展望する――対象者のニーズに応じた支援を提供するためには何が必要なのかを考察 漆畑貴久
「合理性」を焦点に多彩な議論を展開――私が私であるとは、すなわち私が合理的であることなのか 竹山重光
山の巨壁をハンマーで叩き続ける寡黙な男。崩したいのは宗教か権力か――アミール・ナデリ監督『山 モンテ』 名取弘文
最初の衆議院議員はどのような人々だったのか――国政選挙・議会のスタートを知るために 末木孝典
行為の芸術としてのビデオゲーム――美学とゲームスタディーズ、二つの学術的伝統を織り合わせた、ハイブリッドな本 高橋志行
リオを舞台にした現代ブラジルの短編小説の珠玉――軍事政権下に発禁の憂き目に遭った問題作 田所清克
オリンピックが壊すもの――2018年演劇回顧 高橋宏幸
さらなる精神医学の哲学の追求のための道標――科学哲学の議論を精神医学の文脈に接続し、その知的身分をアップデートする 上尾真道
紙幣は読まれるべき物語を付与された〈読み物〉だ――作品の精読に基づく解釈と当時の史実・史料との照合を重ねた議論が展開 下條恵子
「戦後の風景」を表象するかのように存在する銅板建築の様相を活写――なにか郷愁のようなものを誘う佇まいであることに惹かれてきた 久保隆
古今東西の詩歌を愛する多くの読者へ――ヘルダーは「ドイツの」民謡を編纂したのではなく、「民衆の」ひいては「人類の」歌声を集めようとした 宮谷尚実
新興国への規制回避ツーリズムの規制が早急の課題だ――HeLa細胞の誕生は細胞やDNAへの介入=細胞政治のはじまり 大野秀樹
現代人にも通じる感染症をめぐる思考法の淵源を探ろうとする試み――感染症を思考する基盤となる世界観の展開と、法や制度整備の過程 松村博史
占領史研究に新風を吹き込む題際的(インター・セマティック)な書――東京裁判と戦争責任論、原爆、GHQによる情報教育政策など、これまで別々に論じられていた事柄を一つの地平上で結び付けることに成功している 土屋由香
フィールドに肉体を浸し、近代的知の否定を試みる――ギブソンと離れていくその線をくっきりと表現した作品 土井清美
1930年代前半のアメリカ社会の動向との相関から社会科カリキュラムをどのように作成したか――将来の民主主義社会の構成員育成に向けた、カリキュラムの理念と視座を読む 藤井千春
本を照らしだす光の箱――本と絵画のスリリングなコラボレーションをとおして懐かしい風景が見えてくる 寺村摩耶子
声のことば、たましいのことば――情況的言語を駆使しなくても、困苦的情況を切開していく力 村木哲
「全体性」への膨大な努力――学術研究としての「高橋和巳研究」の真の始まり 渡邊史郎








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 下戸の夜
(本の雑誌編集部下戸班編)
2位 ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
(ブレイディみかこ)
3位 東京凸凹散歩
(大竹昭子)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 一切なりゆき
(樹木希林)
2位 未来の地図帳
(河合雅司)
3位 ノーサイド・ゲーム
(池井戸潤)

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