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三世代、「亥年」生まれ、五人の女たちの物語――昭和の家族観を示し、また、優れた「東京考」でもある 八木寧子
宗教と環境の交渉史的手法で様々な分野へと切り込む――宗教がニヒリズムに常に向き合ってきたことを共時的かつ通時的に解明 郷義孝
迷宮のような世界を胚胎する物語性――自己の存在性の不安定感のようなものを描出している 黒川類
ラストの焦りと喪失感、人を赦すことの重み――シャルル・ビナメ監督『エレファント・ソング』 睡蓮みどり
哲学はなぜヒトラーに思想的拠り所を与えたのか――ナチス・ドイツの時代に生きた人々の生き様を描くドキュメンタリー 奥谷浩一
柳田國男と新渡戸稲造の関係を丹念に追い、柳田民俗学の特徴を明らかにする――現代的な問題に応えようとする労作 並松信久
東アジアにおける哲学的対話の可能性を探り続けてきた著者の知的格闘の軌跡――近代の「知」の経験そのものを問いなおす 中村春作
Z級映画への愛着と知識が圧倒的――章のタイトルも含め、引用されている夥しい映画のタイトルがほぼすべて実在していることに驚く 千街晶之
「知的であり同時に叙情的でもあるフランス精神」が香る良書――イメージと理念のすり合わせ作業の上で作品を理解する 髙橋幸次
科学と形而上学を媒介するもの――さまざまな「思弁」を可能にさせる書 池田雄一
志賀直哉はいかにして〈志賀直哉〉になったのか――志賀直哉の言説と同時代の言説とを双方向的に横断させる 平浩一
女性であるが故に音楽家として生きられなかった人物――弟フェリクスとの深い関係が印象深く驚きを覚える 上川修史
靖国神社の歴史を振り返る二著――長年の靖国神社をめぐる喧噪を考えてみれば、〈戦後〉とは、〈戦前〉との地続きでしかないのではないか 久保隆
舞踊の開拓者達は歴史に埋もれた故人ではない――舞踊者達が総合芸術を目指していた様子が窺える 宮田徹也
不屈の女性革命家の生涯――アイルランド現代史の入門書として読んでも得るところが多い 栩木伸明
詩人・作家ジョルジュ・ローデンバックの全体像を立体的に捉える――日本でのローデンバック受容史を骨格に、作品構造の緻密な分析と解題が施された書 髙橋洋一
「フィリピンにルーツを持つ子どもたち」の多様な生きざま――先行研究が少なかった、在日の家事労働者の生活世界を描く 高畑幸
安心と充実の二著――柳田という「大森林」に分け入るさいの座右の書、そして、全集編集委員ならではの知見が安定感をもたらした音読適書 澤村修治
クロボク土は縄文人の野焼きによってつくられた――クロボク土は火山灰土ではなかった 大野秀樹
「魂の救済」の困難さ――テリー・ギリアム監督『ゼロの未来』 藤田直哉








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3位 本の雑誌の坪内祐三
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2位 一人称単数
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