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「正義」をより深く学ぶために――「相互性」を正義の根底に置くことによって、グローバルな正義論への新たな視点を提供 伊藤恭彦
「方法としての柳田国男」の具体的な様相を深める――拡散する社会学の再生への思いがあるのではないか 石井正己
近代天皇制と公教育との関係を再考――御真影の「奉護」を総合的・通史的に分析した労作 伊藤純郎
忘却された「交流誌」の空白を埋める書――広範な一次史料の精査からは、この時代ならではの豊かな人間関係の交錯が浮かび上がる 稲賀繁美
祖国統一をひたすら願う――実にドラスチックな自伝、在日韓国人の戦後七十年史 河田宏
今日的に意味深いリアリズム批評――本書をたどっていくほどに、自衛隊文学史の軸には他ならぬ「三島由紀夫」がいるという思いに囚われる 佐藤泉
ここでは時間は止まっているのかもしれない――本橋成一監督『アラヤシキの住人たち』、写真絵本『アラヤシキの住人たち』(農文協) 名取弘文
精神医学スピリットにあふれる書――伝統的な構成(章分け)ながらも、本文を読むと随所に本書ならではのユニークさが散りばめられている 岩井圭司
フェアトレードがコーヒー生産者に与えている影響を解明する――村落共同体の「モラル」に「協同組合」の「モラル」が重なり合うかを探究 辻村英之
「枢軸国側の偉大な宣伝兵器」、『シグナル』誌の雰囲気を伝える――『シグナル』のレンズは各戦地で生きて死んでいく無名兵士に向く 藤原辰史
〈外部世界〉と拮抗し在日朝鮮人文学を究明する著者の真骨頂――〈在日〉文学は民族概念を更新する新しい「根生いの存在」によって継承される 黄英治
「生の倫理と世界の論理」はどのように通底しているのか?――哲学史とは、過去から現在を経て未来へと進んでいく概念の運動である 寄川条路
どこを読んでも読み手の思考をその先へと誘発する卓見に満ちている――メディア論を超えて如何ようにも拡がる「読み」の可能性をもつ 小林英治
本州最北端の大間原発の問題とその背景を、対岸の函館から捉えたアクチュアルな書――未来と理想を描きながら生きる人たちのところに、原発はやってこない 新庄孝幸
山本作兵衛の「肯定」のまなざし――炭鉱をめぐる多彩な表現が収載されている二冊 皆川勤
朝鮮朝後期の社会と思想についての、日本の現在の研究動向の一端を知る――朝鮮史・東アジア史の画期たる朝鮮朝後期を多角的に検証 中村均
一人の男のデモクラシーに対する挑戦と敗北の物語――政治家が持つ運と時代の要請についても改めて考えさせられる一冊 福富満久
「御製」の「発見」及び、フィクサーとしての旧派歌人・高崎正風の「発見」――天皇と「臣民」の構造の連続性というアポリアに肉薄する〈扉〉 田中綾
現代の科学・技術全体に及ぶ射程の長い議論を展開――科学・技術と社会倫理を考えるためのさまざまな手がかり 吉永明弘
「絶望の虚妄なることは正に希望と相同じい!」とは?――「妥協と非妥協」の間で徒手空拳の抵抗の術はないものか 西島新次








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3位 本の雑誌の坪内祐三
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1位 '20 ミシュランガイド新潟 特別版
2位 一人称単数
(村上春樹)
3位 気がつけば、終着駅
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