書評/新聞記事 検索  図書新聞は、毎週土曜日書店発売、定期購読も承ります


判断力や観想的生活を考察対象に「観察」の政治的意味を捉える――行為者と観察者のせめぎ合いをアーレントの思想に読み取る 伊藤洋典
国家と映画の同一性を暴く――新しい〈戦争体制〉を露骨に推し進める現代「日本」の現実においてこそ読まれる必要がある、同時代批判への新しい一石を投ずる本 小野沢稔彦
行政の理不尽さ、横暴、専横を描く――法治国家と難しい経済社会に、いかに取り組むか 山井悟
経済と社会の対立軸を問うことの現代的意義の復権――国家とは何かを再考させてくれる好著 中原隆幸
われわれは資本と国家の奴隷であってはならない――カタストロフの乱流を肯定し、カオスを生きるための展望を開示 白石嘉治
非効率極まりない寄り道こそが、古本の醍醐味――自分自身の面白さを追求している食うや食わずの不器用な人たちの中に流れる時間 荻原魚雷
後期フーコーの解釈において、新たな「闘争」の方向性を示す――主体の「自由」によってベクトルを逆転させるフーコー 松葉祥一
イギリス・ルネサンスを代表する大詩人スペンサーの哲学・思想の核心を抉る会心の力作――独創的な解釈に支えられた画期的なスペンサー論 村里好俊
〈人の移動〉についての記念碑的労作――約200項目の索引と膨大な付録つきの、実にユニークな事典 川成洋
国際政治における民間企業の役割とは何かという命題に立ち向かう試み――TRIPs協定を中心として、知的財産権制度の史的展開を体系的に描き出す 小川裕子
日本軍の戦時性暴力による「慰安婦」被害者八人の記録――私たちすべての歴史認識に向けて書かれた本 新庄孝幸
胎動する関西能楽界のゆくえ――普遍的な演劇空間に回生する京阪神の能楽 太田代志朗
バリバリの現代詩人が、金子光晴の旅の跡を辿る――ゲーム攻略本のような、楽しさ満載の、写真入りのお洒落な旅行記 井川博年
個と全体、孤立と交流の間に、「わたし」を位置付けようとする――北山理論とでもよべる精神分析理論の成熟と、さらなる大きな広がり 妙木浩之
映画を演劇の手法で成立させようとする意志――深田晃司監督『ほとりの朔子』 田辺秋守
太平洋戦争の失敗の序曲であったノモンハン事件――文献・資料類の丹念な分析・解説を行い、ノモンハン事件の全体像を詳らかに 川成洋
矛盾のなかに可能性を求める創作の現場――「深い森」のなかへ向かう一つの手がかりが出来た 澤村修治
「社会的モデルネ」から「美的・文化的モデルネ」へのパラダイム転換と精神史的サイクルを読み解く――ワイマール時代という崩壊の経験を見据え、現代の底流をも射程に入れた深く重厚な思想史 香芝典宏
メディアの大変動期に出現した真摯な求道地図――「文学的」な空想の伝統と隔絶し誕生したのが特徴であり、新鮮味 芳賀ひらく
公害の原点、水底に没した谷中村の凄まじい相貌が迫る――田中正造の行いと言葉が3・11後の日本社会を俯瞰し、教訓を刻む 田中佑雲








リンクサイト
サイト限定連載

図書新聞出版
  最新刊
『新宿センチメンタル・ジャーニー』
『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 下戸の夜
(本の雑誌編集部下戸班編)
2位 ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
(ブレイディみかこ)
3位 東京凸凹散歩
(大竹昭子)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 一切なりゆき
(樹木希林)
2位 未来の地図帳
(河合雅司)
3位 ノーサイド・ゲーム
(池井戸潤)

取扱い書店企業概要プライバシーポリシー利用規約