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英国文化から築かれたファンタジーの豊かな魅力を再発見させてくれる一冊――物語と英国文化のつながりの重要性を検証 山本麻里耶
〈イメージとしての満鉄〉の解体に挑戦する――ベールは剥ぎ取られ、経営体としての満鉄の実態が明らかにされる 須永徳武
可塑的な比較造形観察理論の潜在性と、その隔世遺伝的再覚醒にむけて――『かたちの生命』を二〇世紀前半の知的地勢図上において縦横に吟味する 稲賀繁美
社会運動の徹底的な肯定――3・11後の日本の社会運動を戦後史にあとづけつつその現在的意義を読み解く 小田原琳
バラック街の生活実態から生成・消滅までの過程を詳細に跡付けつつ全体像を提示――戦後日本社会が内包しつづけた「負」の刻印にかかわる諸相を複層的・多面的に描き出す 吉村智博
イスラーム中道派の現代エジプトにおける思想的営為や活動を分析――現代中東を知るために一読に値する良書 横田貴之
移動を通じて形成される私とは誰か――ロサンゼルスのイラン系住民の間でのフィールドワークに基づいて考えた一冊 黒田賢治
音楽と音楽経験を文化のなかに位置づける――哲学的諸問題との関連を強調した「分析美学系音楽論」の入門書 田邉健太郎
舞踏はどうして生まれるのか?――ワークショップとアフェクト論 志賀信夫
徳倫理学の古代哲学的バージョンのラディカルな再提示――徳は実践的推論・知性(フロネーシス)と不可分である 近藤智彦
25年間にわたる社会学研究の集大成――化粧とファッションを身体文化の一つと位置付け、分析の可能性を広げる 平山満紀
中国初期映画史の「定説」を覆す――中国における映画の「起源」と「発展」をめぐる考古学 菅原慶乃
「近代」を生き抜いた画家たちの軌跡をたどる――風景を眺望し、風景に接近し、風景に救済を託した 山口惠里子
アジア太平洋戦争期以前の日印の文化交流にかかる歴史の一頁――戦前期「日本ペン倶楽部」の活動は、従来の一国文学史的な枠組みでは捉えられない 五味渕典嗣
俳優の立場から演劇を考える――『身体と言葉』(新曜社)刊行記念イベントレポート 山縣太一+大谷能生
常に絵画実践が言語思考を追い越してゆくスリリングな体験――深い思索と実践を積み重ねてきた画家、母袋俊也の集大成 田野倉康一
極めて今日的な難題への提言――身近な体罰と国家間の戦争の根源にある「暴力」という「悪しき伝統」をどう止めるか 野上暁
社会が人を選別するとき――「遺棄の正当性」が作り上げられていく過程を追った民族誌 奥田若菜
複数の問いの方へ、小津を語り直す――作品の枠を超えて、映画の未来に関するグローバルかつ喫緊の問いへと接続していく 角尾宣信
「評伝」の慎ましさと野心――ジャン・ユスターシュの可能性を解き放つ 角井誠








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 下戸の夜
(本の雑誌編集部下戸班編)
2位 ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
(ブレイディみかこ)
3位 東京凸凹散歩
(大竹昭子)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 一切なりゆき
(樹木希林)
2位 未来の地図帳
(河合雅司)
3位 ノーサイド・ゲーム
(池井戸潤)

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