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帝国と連邦という二つの理念に対するバランスの良い目配り――神聖ローマ帝国を切り口とする叙述を試みた書 渋谷聡
「時間」と「人のつながり」のなかで生き続けていく――どのような病気であっても本人の向きあい方によって、通路というものは開かれていくものだ 黒川類
詩が孕む時空の大きな広がり――しんしんと胸にしみる詩論であり人物論の書 姜信子
脊髄損傷者はどのように医療を問い直してきたか――患者としての脊髄損傷者の社会の中での位置づけの変容を描く 山下麻衣
恐ろしくもチャーミングな蝋人形館・マリーの物語――本書の一ページ目を開くのに、予備知識は一切要らない 石川美南
膨大な資料を駆使して二十世紀アメリカのニーチェ受容を網羅する アメリカ研究者はもとより二十世紀関係者にとって必携の事典 山田由美子
「贈与の未来」を開こうとする思想史――「贈与」という日常的な事象をその予想外の深みへともたらす語りの妙味 亀井大輔
徹底して差異と多様性にこだわる――人種主義との闘いが諸文化の独自性を破壊する「世界文明に人類を引きずり込む」ことに加担していると指摘し、「人類共通の価値」としての平等や人道主義に辛辣な視線を向ける 石田智恵
ローゼンツヴァイクの実践報告――彼自身の手によるドイツ・ユダヤ思想史の試み 佐藤貴史
夏目漱石研究の重要な証拠となるが故に特別な「お宝」――資料の助けを得た実証的な考察により、漱石、及びその作品の理解が従来のものと変わってくることは多分にあり得る 古山和男
これを読めば誰だってルーシュをもっと見たくなる――本邦初のジャン・ルーシュ研究書 須藤健太郎
教員側もそろそろ「人権宣言」を発動すべきだ――文科省の生殺与奪権を握る大学評価はあまりに杜撰 川成洋
敗者を切り捨てて成長した近代以降の日本の歪みが明快に描かれている――東京オリンピック開催を前に、今一度東日本大震災を記憶し直す必要がある 嶋田直哉
絶えず豊饒な物語が生起――「お菓子」を「関係性」のメタファーとしてとらえることができる 室沢毅
傑出してユニークな人物・斎藤雷太郎を克明に追う――東日本大震災以降の日本の状況と、『土曜日』が刊行された当時との類似性 野上暁
呪いの解放――生命の言葉を聴く 睡蓮みどり
名編集者の渾身の力作――誕生から死まで、その生涯が全十章に区分されながら立体的に再構成 谷川渥
にぎやかな闇――メキシコ生まれの新しい点字絵本から見えてくる「黒」の美しさ 寺村摩耶子
全体主義による簒奪からニーチェを取り返す、秘かな思想的抵抗――誰もが自由にニーチェに向き合い、交わりを遂行し得る多元性の空間としてニーチェを現前させる〈メタ・ニーチェ論〉 山下真
「意図せざる近接性と選んだわけではない共生」という発想を提示――「非ユダヤ人との共生をめぐるユダヤ的価値観」を探る 渡名喜庸哲








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3位 本の雑誌の坪内祐三
(坪内祐三)
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1位 '20 ミシュランガイド新潟 特別版
2位 一人称単数
(村上春樹)
3位 気がつけば、終着駅
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