書評/新聞記事 検索  図書新聞は、毎週土曜日書店発売、定期購読も承ります


戦争と困窮の時代に生死した兄弟の苦闘と愛の記録――農民の悲惨さを代弁した二・二六事件青年将校たち 来栖宗孝
「エートス」とは何ものか――原子力発電は、人類文明が到達した最大級の倒錯の一つ 竹内雅文
近代日本数学史の「謎」、岡潔に迫る――日本伝統文化をこよなく愛した数学者・岡潔の労作伝記の完結編 佐々木力
前へと進んでいく力が湧いてくるメッセージ集――人と人との関係性を自分の方に手繰り寄せることが必要 黒川類
ルサンチマンの集合体としての在特会運動――従来とは違う排外主義の抜本的解消が必要 山田宏明
映画ではない「戦艦」ポチョムキンを描く――あの「オデッサの階段」は実際の出来事ではなかった 皆川勤
フーリエ級数の概念を物理的な内容から分かり易く導入し、楽しく説明した良書――フーリエ級数も微分積分も、出発点は自然を正直に観察する理科なのである 芳沢光雄
テクストの細部の立ち上げを迫力たっぷりに実践した「砂の女」論が出色――分かり易く説かれた専門的レベルの問題と議論を心行くまで楽しむべし 関谷一郎
マルクスがマルクスにならねばならなかったもっとも深い根拠――「非ユダヤ的ユダヤ人」の系譜の重要性 高橋順一
それでもなお、教育の理想を追う――きのくに子どもの村の学校には、宿題がない、テストがない、チャイムがない、そして「大人の給料に差がない」 名取弘文
絵画のみで1940年代を一貫して語ろうとした大胆不敵な試み――神奈川県立近代美術館葉山館「戦争/美術 1940―1950」展 池上善彦
政治哲学者ランシエール初の単著にして父殺しの書物――敢然として大衆という「主体」の能力を肯定せんとするランシエールの立場 柿並良佑
巨大な巻貝装置に幻惑されて――壮麗な世界体系に故実珍説を鏤めたキルヒャーの独壇場、トロンプ・ルイユ式バロック劇場の如き書 松本夏樹
脱原発の選択を支えた倫理と実践の報告書――いま日本の現実のなかでこそ読む意味がある 香芝典宏
別の世界は、なお可能だ――新自由主義的グローバリゼーションのさらなる拡散に対し、どこかで歯止めをかけなければならない 久保隆
「自己自身を革命する」幸福のギアが噛み合いながら生起する「出来事」――わかりやすい幸福論の陥穽を乗り越え、幸福を考える鍵を提示する 鏑木政彦
極めて現実的な問題の暗喩化が、ファンタジーとしての深さをもたらす――少女と“エルフ”による春探しの冒険の旅 黒川類
俳句の本質的説得力はイメージと深く関わる――一巻全体が「戦没画学生慰霊美術館 無言館」をテーマにして成った句集 大井恒行
いまヘーゲルから、精神が奪われようとしている――忠実に『精神現象学』のテキストをたどっているかのようでありながら、このテキストの中にスピノザ、ニーチェ、ドゥルーズ、そしてドゥルーズ/ガタリを組み込んでいく 大河内泰樹
法解釈とはなにか、という法学の根本問題に対する刺激的な議論――トロペールの主張自体を相対化できるかが、日本の憲法学者に問われている 山元一








リンクサイト
サイト限定連載

図書新聞出版
  最新刊
『新宿センチメンタル・ジャーニー』
『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 本当の翻訳の話をしよう
(村上春樹、柴田元幸)
2位 天皇陛下にささぐる言葉
(坂口安吾)
3位 漱石全集を買った日
(山本善行)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 今こそ、韓国に謝ろう
そして、「さらば」と言おう
(百田尚樹)
2位 一切なりゆき
(樹木希林)
3位 思わず考えちゃう
(ヨシタケシンスケ)

取扱い書店企業概要プライバシーポリシー利用規約