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西脇詩渉猟の旅――著者・八木幹夫の柔らかな語り口が、観念的ともいえる西脇の詩語のイメージを開き、「くつろ」いで読むことを教えてくれる 久保隆
においの文化史――「嗅覚」と関係のある絵画作品を読み解く 京谷啓徳
言葉の背後から声が立ち上がってくる――いちばん聞きたい声はただ一つ 皆川燈
健康寿命を延ばす元気が出る小説――髙村薫の愉快でシュールな新世界 大野秀樹
豊富な写真と正確な文章で描き出される土方巽像――土方のみならず舞踏全体にとって一級の写真資料でもある 志賀信夫
「思考の自立性」の近代的立場の検討から「思考の超越」へ――著者個人の歩みと歴史的世界との問題が一つに重なる、「哲学」の真の主体化 岡田勝明
14人の詩人の、葛藤のなかで紡がれてきた表現とその生涯――青踏の時代から戦後社会までの女性史をたどることにもなる 川口晴美
「批評家」諏訪哲史の面目躍如――硬質の文体で綴られた、旗幟鮮明な文学論 谷川渥
音が聴こえる、美しさと匂いと。――わたしたちは魅入る以外にないのだ。この風景に。 佐々木幹郎
ベンヤミンを一貫して「言語」の観点から眺め直す――ベンヤミンの思考の「豊饒さ」とは何だろうか 田辺秋守
血を噴く自己剔抉が透視する「希望」――演劇集団「創造」公演『人類館』 山口泉
ブルクハルトの魅力とその思想の現代的意味を気づかせてくれる――歴史と教育の関係を正面から考えさせる良書 伊藤宏二
「人間の学問」を構築していった壮大な思想家として、アダム・スミスを精緻に描く――スミスの学問的意図を、社交性の理論の構築という軸で明快に描き出した伝記 古家弘幸
タイ、ミャンマー北部、雲南地方の山地民の生活を詳らかに――記録文書のない地域で情報を集めた努力を讃えたい 金子民雄
九鬼周造の時間論の可能性を論じた力作――新たな領域を開拓した画期的な書 田中久文
正しく食べること、悪しく食べること――「死んだ後の私って、単なる死骸のかたまりなんですか?」 村澤真保呂
“詩人”としての顔を持つ二人の、心に響く言葉の交換――「対話」は即効性はないかもしれないが、だからこそ問題の根源を照射し断ち切ることができる 下沼英由
米騒動の初発地、富山・魚津から生まれた米騒動研究――同地出身の著者の、思いの詰まった書 斉藤正美
東山魁夷作品の魅力の淵源に触れることができる一書――日本画を広々とした場所へ連れ出した、いわば先駆者である魁夷 梶葉子
寺院の動きを捉えた新たな考古学の誕生 上原真人氏インタビュー








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3位 本の雑誌の坪内祐三
(坪内祐三)
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1位 '20 ミシュランガイド新潟 特別版
2位 一人称単数
(村上春樹)
3位 気がつけば、終着駅
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