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歴史の基層にまで届く、広大な眺望──詩的な構想力だけが可能にする数千年の光のなかに、近代社会、国民国家、資本主義……が、ひとつひとつ挿話のように浮かび上がる 瀬尾育生
近代世界成立の経済史的な総括──米英中心史観と東アジア軽視の是正を提言 山田宏明
「東北文学」の根源を問う、読む愉しみに満ちた名事典──日本近代文学会東北支部 編『東北近代文学事典』(勉誠出版)刊行によせて 須藤宏明×真銅正宏
三つの主題を一つの生きた現実として再構成する──壮大な企図と厖大な辛苦の重大さは計り知れない 池田浩士
日本的文化という構造のなかで「穢」や「ケガレ」、「触穢」といった用語とその概念を考究する──歴史学的研究と民俗学的研究との往還を通して進められる分析 皆川 勤
民主主義政治は誰のために──フィリピン政治を格差社会における道徳的対立で読み解く 川中 豪
「トランスローカル」の思考、不良たちの思想──系図の中で思想を語る研究者なる者への根源的な批判 冨山一郎
能における新たな文学性・思想性──文献学的研究の解放から「能を知る楽しみ」へ 太田代志朗
謎の「文」を行く──我々の未来の奥義が潜むシリーズの新版成る 鶴岡真弓×松本夏樹
善人か悪人か、揺れるリチャード三世像──「悪王」像が屹立した過程を詳らかにする 川成洋
「不登校」とはつくられた問題である──不登校を切り口に、ニューライトのロジックに取り込まれることなく、どうやって学校や教育への批判的言説を紡いでいけるかを追求 倉石一郎
コミュニケーションを怖れる「甘えの社会」──日本社会異質論を乗り越える道は 萩原信彦
ミソジニー的恋愛論の多かった時代における、「女性にやさしい」恋愛論──本国イタリアではつとに知られる作家ベンボの、わが国では初の全訳となる作品 伊藤亜紀
言葉の堕落──フェイクが本物とみなされる倒錯が起きている、日本の現実 佐々木実
悲惨な体験からの回復力に焦点を当てる──悲嘆のもうひとつの側面、リジリエンスに触れた貴重な一冊 倉戸由紀子
災害と共生する「この国」の未来を見すえ、民俗のもつ力を発信する──「神は細部に宿る」と信じて列島を歩き、「体験の経験化」で未来へと拓く 櫻井龍彦
カタルーニャの村上スピーチは「反核=原水禁運動」への「冒涜」「侮辱」か──絶対の場から発せられた厳しい「糾弾」 とよだもとゆき
終わらない戦争を終わらせるために フクシマ以後を生きる私たちの礎となる本──開戦から一〇年、劣化ウラン弾による放射能禍をもたらしたイラク戦争を問い直す 新庄孝幸
「原発銀座」若狭湾で関電と闘った人たちの記録──正念場を迎えた脱原発運動を鼓舞する「活動家によるドキュメント」 山辺裕之
インファンスと神託の声──一冊に編まれた四篇は、ひっそりと目立たない存在ながら、ブランショのエクリチュール概念の核心を斜めから鋭く指し示している 郷原佳似








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 本当の翻訳の話をしよう
(村上春樹、柴田元幸)
2位 天皇陛下にささぐる言葉
(坂口安吾)
3位 漱石全集を買った日
(山本善行)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 今こそ、韓国に謝ろう
そして、「さらば」と言おう
(百田尚樹)
2位 一切なりゆき
(樹木希林)
3位 思わず考えちゃう
(ヨシタケシンスケ)

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