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近代民衆史を開拓した“野戦攻城”の闘士の論集──歴史の辛さへの共感、民衆に脈打つ底力を感じさせる 河田 宏
われわれは「破局」を見た──経済にとっても、経済の濁流は勝利の瞬間ではなく、終わりの瞬間である 対談 大澤真幸×西谷修
戦争に翻弄された家族の物語を哀切とユーモアで描く──在日の研究者一家にとって日本は暮らしやすい国ではなかったのか 北出明
北アルプス縦走の回想、追悼の物語──大正期の知識人の相貌を、北アルプス縦走の中に描く 村木 哲
ゲーテもやはり男であった──恋人ウルリーケのまなざしや言葉に一喜一憂するのは、心は老いていないまさしく青年のゲーテ 天沼春樹
黙したままでは死ねない──処刑されたイエスの深いうめきとユダの思いを著者独自の体験から描ききる 小田原紀雄
なぞり重ねられた「彼女たち」の肖像──視覚的に作品を捉え直しながら論を進めていく中で、田中弥生自身が作家たちと微妙に共振をしている部分が面白い 神田法子
「過剰さ」なるものを根底に据えてバタイユの思想の全体像を解明──複数の領域にまたがる作品を相互に関係づけ、「全体」の中での場所を与える 岩野卓司
「ふくらみのあるカント像」の提示──『実用的見地における人間学』と『永遠平和のために』の二著がカントにおける最大の仕事だという考えを補強する論拠を示す 皆川勤
柳田の民俗学構想と分かちがたく結びついていたヨーロッパ体験──従前の柳田国男/民俗学史研究におけるグレーゾーンに光を当てる 室井康成
「人を幸せにする心のありよう」の復権──利他的、謙虚な生き方で幸せを取り戻す 山辺裕之
「書かれたもの」として書かれたもの──この小説は見ることしか出来ない 佐々木 敦
さまざまな可能性を秘めた政治学のスタンダード・レファレンス──「インパルス・インパクト・ストラテジー」の3つが「現代政治学叢書」のキーワード 猪口孝×蒲島郁夫
共産党武装闘争方針をめぐる60年後の真相解明──宮本無責任体制が切り捨てた同士たちを追悼する書 来栖宗孝
生命の区別、人間の弁別の問題をめぐる徹底した思索──西洋の思想は、ただ存在していることの尊厳を把握できずにいる 香川知晶
中央対エミシの三八年戦争を描く──国家側役人のエミシ蔑視の言葉に対する怒り、権力側に協力的なエミシの族長たちへのわだかまり 堀江朋子
カフカは「非音楽的」だったのか?──「非音楽的」とされたカフカが残した最後の短篇は、我々が日常的に接している「音楽」の様相を考え直す契機 阿部賢一
驚くべき努力と、時代を読む眼力──新しい演劇を求めて海を越えた先人たちの偉業に触れる 谷山和夫
日本語の基本要素は「述語」である──いくつもの言語との対比のうえで練られた概念を用いているので、他との参照の回路をもたない「日本語特殊論」とは次元が異なる 安田敏朗
感情の社会性を理論的に主張し、かつ相互行為に定位した分析──多面性をもった感情社会学の展開が国内外でもっとなされるべき 崎山治男








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 下戸の夜
(本の雑誌編集部下戸班編)
2位 ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
(ブレイディみかこ)
3位 東京凸凹散歩
(大竹昭子)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 一切なりゆき
(樹木希林)
2位 未来の地図帳
(河合雅司)
3位 ノーサイド・ゲーム
(池井戸潤)

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