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「空間政治学」という視点の全面展開であり、現時点での到達点を示す──階級、空間、住宅、そして政治は相互に結びついている 橋本健二
隔離の只中であっても当事者はいかに他者との関係で生きていこうとするか──人びとの生が「根こぎ」になっている時代にこそ読まれるべき本 天田城介
凍結された人間行動や世界像をイデオロギーとして顕在化する──東京の演劇祭で上演された作品を日本独自に編んだアンソロジー 保坂一夫
「先見的体験」を文学に形象化し得た革新的な作家や詩人たちを論じる──アカデミックな文学研究者としてのオーツの怜悧な分析力がさえた批評書 吉岡栄一
不安定で無秩序な少女の独白が発見を経て「物語」へと変わる──『肩胛骨は翼のなごり』の魅力的な主人公が生まれるまでの軌跡を辿る 三辺律子
鏡花文学の深層を紐解く──従来の鏡花研究における読みをしりぞけ、安易な作家論が影をひそめる一因を担った『化鳥』論など力論多数 池内輝雄
醜悪化の一途をたどる戦後社会を『金閣寺』で焼き尽くそうとした男──三島由紀夫というエニグマを解読するための、一つのユニークなアプローチ 福元圭太
天使は無を食べる──政治的拒食症の時代に 信友建志
近代日本の表現の歴史を追体験する──恩地の歩みを貫いている一本の線は、写像、描写という媒介過程をおかずに内的世界そのものを表現しようとする志向である 木股知史
真理へのメタ・ホドスの解釈学が瓦礫のなかから鮮やかに蘇る──「二〇世紀の古典」と称される『真理と方法』が四半世紀の歳月をかけて邦訳完結 三浦國泰
時代の激流に抗していった二人の男──勝者となり権力者となった天皇側や薩長側からの幕末・明治維新期への歴史視線をもう一度再検証する 植田隆
思いやりゼロの生活保護の現場──受給体験で痛感したこの国の福祉政策の貧困さ 山辺裕之
「社会は変えられる」と危機の時代へ鮮明に提起──生活経済学の視座から反憲法的状況と切り結ぶ力作 杉原泰雄
北の開拓者と明治の精神──封建の静から近代の動へと時代が移った明治期、自身の役割を信じて困苦の生を歩んだ開拓者を描く 澤村修治
大人でも子供でもない、人間同士の深い愛の物語──クリスティアン・ベッツォルト監督『東ベルリンから来た女』 小滝香蓮
現代中国認識のより一層の深化のために──「毛沢東」解釈の重要性がさらに印象づけられる 丸川哲史×鈴木将久×羽根次郎×阿部幹雄
「面白さ」のために、「ジャンル」を超えた小説──単に面白い小説は、そうであるからこそ分析するべき価値がある 藤田直哉
「調査報道」の原点に戻ることの大切さを実例を通して訴えた提言集──ジャーナリストばかりでなく一般市民にとっても必読の書 木村 朗
老いの中でいかに対の関係性を深めていけるか──魅惑的な触媒が、対の関係、家族の関係をあぶりだしていく 梶 葉子
生殖技術の進歩は、声なき人々の痛みを下敷きに成り立ってきたのではないか──「倫理的」とされる議論と問題解決過程において見落とされがちな問題に焦点を当てる 林 真理








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『新宿センチメンタル・ジャーニー』
『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 本当の翻訳の話をしよう
(村上春樹、柴田元幸)
2位 天皇陛下にささぐる言葉
(坂口安吾)
3位 漱石全集を買った日
(山本善行)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 今こそ、韓国に謝ろう
そして、「さらば」と言おう
(百田尚樹)
2位 一切なりゆき
(樹木希林)
3位 思わず考えちゃう
(ヨシタケシンスケ)

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