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個と全体、孤立と交流の間に、「わたし」を位置付けようとする――北山理論とでもよべる精神分析理論の成熟と、さらなる大きな広がり 妙木浩之
源氏物語文化の持つ「増築」の力に日本的思想をみる――日本の文化状況全般の軌道修正を求める思想を自分の手でつかみとること 対談 島内景二×江田浩司
矛盾のなかに可能性を求める創作の現場――「深い森」のなかへ向かう一つの手がかりが出来た 澤村修治
「社会的モデルネ」から「美的・文化的モデルネ」へのパラダイム転換と精神史的サイクルを読み解く――ワイマール時代という崩壊の経験を見据え、現代の底流をも射程に入れた深く重厚な思想史 香芝典宏
珍島・上萬里での長年にわたるフィールドワークの集大成――複雑社会における位置を見据えた緻密な観察と記述、多様な読解の可能性 本田洋
映画を演劇の手法で成立させようとする意志――深田晃司監督『ほとりの朔子』 田辺秋守
〈奏宣の文学〉と称された祝詞を訓読・注釈し国文学による独自の知見で簡潔懇切に説く――祓詞・寿詞の持つリズミカルな表現と出会い、祝詞の魅力に引き込まれる一書 金子善光
メディアの大変動期に出現した真摯な求道地図――「文学的」な空想の伝統と隔絶し誕生したのが特徴であり、新鮮味 芳賀ひらく
新しいマクルーハン理論の発見――系譜学的かつ構造的な読み方の往復から「エクステンション」を徹底的に解釈 宮澤淳一
公害の原点、水底に没した谷中村の凄まじい相貌が迫る――田中正造の行いと言葉が3・11後の日本社会を俯瞰し、教訓を刻む 田中佑雲
「学窓」という言葉への熱い思い――真摯に「学ぶ」ことの切実さを表明していることに、畏敬の念を抑えることができない 黒川類
大航海時代に生きたアジア人奴隷の数奇な生涯――マゼランとともに、太平洋航路を開拓したエンリケの物語 山田宏明
失敗に次ぐ失敗の歴史――原子力行政やその報道のあり方を考えるための豊富な材料を提供してくれる貴重な作品 木村朗
影のない光だけに満ち溢れた真っ白い言葉たち  
一般の読書家に新鮮なインパクトを与えるに違いない――後世への遺産となる訳業 田中博明
太平洋戦争の失敗の序曲であったノモンハン事件――文献・資料類の丹念な分析・解説を行い、ノモンハン事件の全体像を詳らかに 川成洋
原爆投下と歴史認識――詳細な軍事史的研究が突きつけている課題――アメリカ側の視点から、原爆投下に至る過程とその後の影響を歴史的に描く 鈴木健人
メディア問題を重層的に捉える一助となる書――権力側が発する彼らにとって都合のよいリークを無批判・無検証で受け入れてしまう報道機関側の意思と能力が問題 高田昌幸
「読むジャズ」に触れる――「聴く」だけではないジャズの楽しみかた 対談 山中千尋氏×寺島靖国氏
加藤泰フィルモグラフィー・コンプリート版が登場――深い情感と思想性を湛えて語りかけてくれる加藤泰映画 久保隆








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3位 本の雑誌の坪内祐三
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2位 一人称単数
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