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広津和郎・桃子の知られざる側面──著者と和郎・桃子との交流の日々は、全人生に直接照りかえるものとして、深い意味をもつことになった 倉橋健一
ベンヤミンの思考の始まりを直接に、そのまま繰り返しなぞろうとする──「生」と「破局」を同じ一つの事象の中に、対立するもの同士としてではなく認める若きベンヤミン 大宮勘一郎
ヒューリスティックな価値判断の罠──「思い違い」についての本格的な心理学的解明 山田宏明
全国隈なく配置された、実に贅沢な桜案内──歴史時間とでもいうべきものが桜の樹木にはある 植田隆
本書の美しさは、容易に見透かせぬ台湾の深淵の美しさに通じる──台湾時代の島田の追体験から、台湾における日本語文学の最盛期がよみがえる 大東和重
映画の魅力を引き出し、国家・文化・民族間の葛藤・折衝を浮上させる──映画に内包される可視・不可視の亀裂・断層を示す論述は巧みで明晰 十重田裕一
闘争となったくらし/くらしとなった闘争のドキュメント──小川プロと小川紳介とその映画とを神話的に保守するのではなく、その可能性と不可能性を問い直し「神話」を解体する作業の中から、改めて、そのドキュメントの意味を、今日に問う作業を行なう時にあるのではなかろうか 小野沢稔彦
きわめて不満の少ない、使い勝手のいい教科書──美学的映画学からは意識的に距離をおこうとしている 藤井仁子
古代から現代に至る「水の女」の文学的系譜──怯えつつも魅了される「水の女」の本質に迫る 古澤ゆう子
逆境をはね返す熱情の渦が立ちのぼる──研究者だけでなく、詩人・歌人・小説家たちの口から、大胆で思い切った文化論が次々と飛び出してくる 島内景二
無謀なスタイリスト──「テキストの擬態」に身を委ねさえすれば、言葉は勝手に増殖して最後には作品の形をとっていく 堀江敏幸
「ゲルニカ」は現代の黙示録──ピカソは「ゲルニカ」を全身全霊をかたむけて描いた 川成洋
「クラウド化する社会運動」と現在のデモを位置づける──自ら積極的に現場に身を投じてその熱気を伝えようとするライヴ感を持つ 毛利嘉孝
東ドイツ出身の著者が西側の見方を越えて、壁の向こうの日常生活をふりかえる──オスタルギー(東独ノスタルジー)で東ドイツへ回帰する人びとの事情を解き明かす 高田広行
代表制民主主義に関する根本的な問いに正面から答えようとした好著――改革や乗り越えの対象とされてきた五五年体制という戦後レジームの再評価を促す 辻由希
「図鑑」の誕生史は視覚文化追求の最大の戦場――「言葉」が「物」を捉え切れるかという大問題 高山宏
現在では困難になっている「意思の表明」に真正面から取り組む――議論はまだこれから、ただし、これは新しい社会運動のやり方のマニュアル本ではない 岸政彦
故郷と呼ぶべき処を持たない著者の出逢うべくして出逢った里――北上で日本先住民サミットを開くことができないものか 和賀正樹
試してみねば何も始まらない――昔から人は薬草を使い、その効能については近年も見直されている 大津孝次郎
時代と国境を超える普遍へ――国のシステムや独裁者は嫌いであっても、それがその国のシステムで生きている人に対する偏見につながって欲しくない;ヤン・ヨンヒ監督インタビュー 映画『かぞくのくに』 ヤン・ヨンヒ(聞き手・中村一成)








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 本当の翻訳の話をしよう
(村上春樹、柴田元幸)
2位 天皇陛下にささぐる言葉
(坂口安吾)
3位 漱石全集を買った日
(山本善行)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 今こそ、韓国に謝ろう
そして、「さらば」と言おう
(百田尚樹)
2位 一切なりゆき
(樹木希林)
3位 思わず考えちゃう
(ヨシタケシンスケ)

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