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「徒弟」「演劇」「女性」という意外な組み合わせから切り込む──英小説成立に女性が果たした役割を詳述するくだりが最大の魅力 服部典之
シュールな出来事の数々が現実感のある日常に寄りそう──ゆるい身構えともいうべき空気感が独特で、クセになる面白さ 川口晴美
原子力推進機関を裁いたドキュメント──ポスト・フクシマの推移を先取りする証言 桜井裕三
障碍者団体、女性団体、医療専門職集団の三者間の「争い」に焦点をあてる──国家や実際に治療の選択に向き合う患者を含めた市井の人々が決断を迫られている 菅野摂子
概念のエスノグラフィ──エピステモロジーの実践 近藤和敬
英文法の価値をなぜ声を大にして叫ばなければならないか?──手堅い論文満載で、長く読まれること間違いなしの良書 立石弘道
長年の史料調査をもとに、人間臭い“等身大の南方熊楠”像を浮上させる──田辺で神社合祀反対運動に取り組んだ「知の巨人」の思想と行動 川上登
この小説は「砂漠」だ──天体望遠鏡と顕微鏡、二つの視点で写される世界 越川芳明×小野正嗣
精神病理学と哲学という二つの領域のスリリングな共同作業──人間存在の「ひび割れ」「割線」がいかなる事態をひき起こしうるかをテーマに 鈴木國文
「情動のコミュニズム」へ──ネオリベラリズムの逆襲の暗愚から抜け出す手がかりが見出される 白石嘉治
ソーシャルがなぜ重要なのか──社会がどのように分断されているかを発見するための「社会的なもの」 市野川容孝×宇城輝人×宇野重規
複眼的な視角で、日本近現代史の時代像と人物像を浮かび上がらせる──著者の公正で冷静な史観の形成過程がうかがえる良書 古川隆久
「紙に印刷された出版物」としての楽譜についてのエッセイ──譜例が一枚も引用されていないのが、すばらしい 中川右介
井上ひさしの劇を私たちの時代に確実に着地させようとしている──歴史的言及と劇読解の研究がバランスよく組み合わされた本格的な研究論文集 永田靖
「笑うランボー」がたちあらわれる──ただの砂の手紙が、批評の魔法によって変容する 野村喜和夫
外国人の思いこみを一新させる中国映画の総体的な歴史を明らかに──一般に広く観られた映画をベースに、文革以後の歴史を跡づけている 上野昂志
福島県飯舘村で生まれた自家焙煎珈琲店の歩み──原発震災をくぐった店の希望と再生の記録 新庄孝幸
アウシュヴィッツ以後、悪の問題との格闘の系譜学──新しい悪に応答する人間の、意志の自由をめぐる考察 香芝典宏
一休さんの少年期の淡い思いを瑞々しく描く──鬼伝説をモチーフにした物語 山井悟
鳥瞰視線から自分を見ることによって、死者たちの像が見える──酩酊が足りない、だからこれからも暮尾淳の詩世界に酔い続けていく 久保 隆








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■東京■東京堂書店様調べ
1位 流浪の月
(凪良ゆう)
2位 野垂れ死に
(元木昌彦)
3位 木になった亜沙
(今村夏子)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 流浪の月
(凪良ゆう)
2位 五・一五事件
(小山俊樹)
3位 気がつけば、終着駅
(佐藤愛子)

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