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伝統的な芸能に現代人を納得させるリアルさを求める――いまだに吸引力を持つ本格ミステリ論が増補版として再び 横井司
現代日本を解き明かす痛恨の時代批判の書――福島原発事故と政治の流動化に対し、自分の頭で考えることがいかに重要か 井竿富雄
惨劇の学園!――人気ミステリ作家・綾辻行人の長編本格ホラーがついに映画化 綾辻行人×古澤健
戦後日本の国権回復に関わる安保改定と沖縄返還に枠付けられた60年代日本政治史――ポスト冷戦の視点から、池田・佐藤政権期の内政と外交の動きをコンパクトにまとめる 新庄孝幸
人間生活の根幹産業ともいえる農業の様々な像を浮き彫りにする――農業の未来に対して、ひとつの道筋をつける活動 村木哲
「オーストラリア」そのものを擬人化していく――その歴史の個別性と特異性を、多様な登場人物のなかに浮かび上がらせる 長岡真吾
後期ハイデガーの「転回」の哲学から逆照射しながら『存在と時間』を読み解く――種々の詩や小説からの引用を添えて親しみやすくハイデガー哲学を解説している点も魅力 本間謙二
イスラーム団体の動きに注目し、ドイツのトルコ系移民の社会的統合を描く――「文化へのリテラシー」の延長上にアイデンティティ再構築のコミュニティを構想 森明子
目取真俊研究の王道といえる良書――焼けつくような痛みを刻む迫真性と、神話的な幻想性をあわせもつ目取真の小説が、平易な文体で丁寧に読み解かれていく 友田義行
石田比呂志の最後の歌論集――その歌論の基点にあるのは、短詩型の真価は拡張ではなく、限定と節度によって発揮されるというまことに謙虚な発想 島田幸典
補足的な記事も本文に劣らず充実――江戸時代のロシア国家やピョートル大王にまつわる記事から明治・大正の翻訳まで 坂庭淳史
小説と作品論でキプリングを読み解く異色の書――伝記的・自伝的資料を文学テキストと同時進行で読む:インタビュー 『青い薔薇』をめぐって 橋本槇矩
探偵のロジックから世界のルールへ――哲学と文学の交点を探偵小説に探る試み 安藤礼二
「いのちの声」の真の在り処を見定めようとする意志が漲る――中也、富永の言葉と深く出逢い直すことができる一冊 菊井崇史
読者は白妙とともにさまよい、夢の謎をといてゆく――「借景の発想」から全く離れたところに立つ時代小説 森谷明子
同じ異能・奇才を呼ぶ地下水脈――「侍」としてのアイデンティティを失った結果、源内が手にしたのは自由だった 小林広一
さまざまなイメージを触発する廃坑や炭鉱関連施設の廃墟――豊富な写真と文章で日本全国の石炭産業遺産を紹介 三輪智博
変化球のような作品世界に見る因縁、感情の発露――私小説風作品とルポルタージュ風紀行エッセイ、一筋縄では行かぬ二著 村木哲
日頃の地道で広く深い勉強が問題解決能力を育む――日本の末期的な症状に憂いを感じる人たちは本書に目を通すべき 立石弘道
現代社会の差別に指向する新たな視座を提示する優れて意義のある論集――マイノリティ研究で空洞になっていた、差異をめぐる複数の〈繋がり〉と〈争い〉 好井裕明








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『新宿センチメンタル・ジャーニー』
『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 下戸の夜
(本の雑誌編集部下戸班編)
2位 ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
(ブレイディみかこ)
3位 東京凸凹散歩
(大竹昭子)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 一切なりゆき
(樹木希林)
2位 未来の地図帳
(河合雅司)
3位 ノーサイド・ゲーム
(池井戸潤)

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