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カラヴァッジオへの飽くなき探究──マルタ島、シチリア島のさりげない描写が光る 小林英樹
独特の「ナポリ的処世術」──ナポリ人の性格を戯画化しながら自ら演じている語り手のユーモアが作品の魅力 橋本勝雄
他文化圏の狐伝承群とは様相の異なる西洋中世の狐叙事詩──オランダ語作品を新たに翻訳紹介した訳者の功績は賞賛される 松村一男
キング博士とともに歩んだ黒人解放運動の思い出──対話によって「暴力的対立」の克服を 萩原信彦
中心にどしんと在る、大きく温かな父性──音楽が鳴るその詩には、豊かな多義性がある 小池昌代
たとえ小さくとも、取り替え不可能な存在が救済となる──私たちが生きている世界の至るところに起こる奇跡 松田青子
闇夜と光彩のあいだに──「相反するものの一致」を体現した、総勢11名の多種多様な論考からなるアンソロジー 今村純子
被写体としての平田は優位であった──「演技の裂け目」を撮りたいという試み 高橋宏幸
従来のトートロジー論の躓きを論証し独自の哲学的考察を展開する──二つの洞察を出発点にトートロジー論を再構成し、言語学における「謎」を問う 山口裕之
「ロックの秘密」を暴く──平たく物を言うのは、何も言わないのと同じだ サエキけんぞう
日本の将来を誤らせないために「橋下現象」の再考は不可欠──「トリック・スター」政治の本質を知識人が抉る 山田宏明
自己メディア論から見たメディア社会──「同人」の領域についての新たな考察にも期待したい 松本恭幸
深く主体的に読み込み、会得すること──主体的関心をもって読まない限り、キルケゴールを読む意義はない 山下秀智
終わらない過去・終わらせない過去、重い課題を背負った記念碑の歴史──数百点の図版とともに、初めて日本の読者に提示した労作 大原まゆみ
反原発!──一般市民が負う「義務」は、原発政策にきちんと反対を表明すること 野間易通
水を飲むように古典の魅力を味わえる──赤猪子を「新しい女」と定義した著者に拍手 皆川燈
複雑にして単純な哲学者──「刷新され徹底されるべき現象学とは何か」という問いが、ミシェル・アンリにおける「生」と「自己」の問題に根底的に関わっている 本郷均
シニシズムへの処方箋──現在の日本においては、「ユートピア的衝動」の水路を具体的にどう引くかが真の問題ではないか 藤田直哉
エッセイ形式の特徴を活かしきった批評のダイナミズム──「弱い思考」は遠く離れた相異なるものに類似性を見いだす 上野俊哉
平凡な日々についてのユニークな随筆集──「一服の清涼剤」のような淡い筆致が魅力的 山辺裕之








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■東京■東京堂書店様調べ
1位 ユーカリの木の蔭で
(北村薫)
2位 皆川博子長篇
推理コレクション2
(日下三蔵編)
3位 猫を棄てる
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 MASK
PATTERN
BOOK
2位 還暦からの底力
(出口治明)
3位 宿無し弘文
(柳田由紀子)

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