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何もかもを書き尽くす意志は生と死の境界をほどく――写生俳人という既存認識の枠に葬られた子規の散文に光をあてる 菊井崇史
エレメントに触れる詩――文明をまたいで循環する自然の様相に深く視線をそそぐ 蜂飼耳
法的・法思想史的主題に関わる数多くの文芸作品を解説・論評する――茫漠たる現代社会・現代人についての注目すべき著者の認識 長尾龍一
壮絶と呼びたくなるほどの美しい文章で淡々と、克明に描写される収容所の日々――言葉の遣い方が、独特の繊細さに裏打ちされている 松永美穂
シモーヌ・ヴェイユの示す二つの道と宇宙――哲学の歴史的探究と宗教的本姓の把握との直接的な結合体 黒住真
「真相」の皮肉さ、やりきれなさが読者にとっての「世界」の足場を崩す――普通小説やサスペンス小説の装いに隠される、本格ミステリとしてのサプライズ 千街晶之
私たちは、ナポレオンと地続きの歴史的地平にある――未来に向けて希望あふれる指針に満ちた一冊 石本久志
原発と被曝労働の真実を撮る――樋口健二氏に聞く、『原発崩壊』ほか 樋口健二
今も鋭く芸術とは何か、を問い続けている――板橋区立美術館「池袋モンパルナス展」 小野沢稔彦
列島を憂えて「革命」を画策し、「大陸」に思いを馳せるロマン――著者のエネルギーの源泉と秘話が独特のユーモラスな語り口で 古沢俊美
ミュージシャン同士の「魅力的なつながり」を一望する――音楽の創造を、ミュージシャン個人の内面の問題にとどめない基本的な姿勢 上村寿幸
朔太郎の詩魂はなお生きて訴えかける――世田谷文学館「生誕125年記念 萩原朔太郎展」をふりかえる 林浩平
華やかな探検・発見時代における、生命を賭けた冒険行――半ば忘れられた真実を、過去と現在の新しい目で評価させてくれる 金子民雄
新年特大号 山折哲雄氏インタビュー:海と山のあいだで――地球の運命、五十億年の「無常」 山折哲雄氏
小説は書かれるだろう……攻勢のために――不可能殺人を巡る仕掛けと謎解きの綺譚推理小説 丹生谷貴志
原発事故責任追及に立つ若者の貴重なドキュメント――挙国一致体制を打ち破る行動から映し出されたニッポンの正体 林克明
逆説の社会学者による現代版宗教考現学――宗教というのは実に多様な顔を見せる 三島憲一
「私はこのシステムが嫌いだ」――ハンガリーを揺るがす新たな歴史 世界への視座:ハンガリー 増田幸弘
不自由な身体でなお強靭な詩心を失うことがない詩人――俳人、文学者、心理学者としての一端も改めて知る機会に 中堂高志
アンネの死から生へ、十七日間の旅路へ読者を誘う――人間は、明日を信じられる生きものなのだと教えてくれる一冊 文月悠光








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 本当の翻訳の話をしよう
(村上春樹、柴田元幸)
2位 天皇陛下にささぐる言葉
(坂口安吾)
3位 漱石全集を買った日
(山本善行)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 今こそ、韓国に謝ろう
そして、「さらば」と言おう
(百田尚樹)
2位 一切なりゆき
(樹木希林)
3位 思わず考えちゃう
(ヨシタケシンスケ)

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