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人気作家・戯作者の生涯をたどる──直接語らずとも、自ずとにじみ出てしまう人間性 菊田均
死はめぐり生となって還る:第147回芥川賞受賞直前インタビュー 鹿島田真希
無謀なスタイリスト──「テキストの擬態」に身を委ねさえすれば、言葉は勝手に増殖して最後には作品の形をとっていく 堀江敏幸
キリスト教とイスラームの聖典の文献学的比較──該博と堅実な考証に基づく知見に益するところの多い好著 竹内裕
本書の美しさは、容易に見透かせぬ台湾の深淵の美しさに通じる──台湾時代の島田の追体験から、台湾における日本語文学の最盛期がよみがえる 大東和重
西洋文化のいわば贅沢さを内部化し、小さな己れを超えた男──ブルジョア趣味・指向ではなく、すべては「ノーブレス・オブリージュ」のために 中堂高志
文化財還収運動にみる亡国の悲しみと民族的自尊心──日韓朝100年の歴史を経てなお問われる植民地支配の清算 荒井信一
ベンヤミンの思考の始まりを直接に、そのまま繰り返しなぞろうとする──「生」と「破局」を同じ一つの事象の中に、対立するもの同士としてではなく認める若きベンヤミン 大宮勘一郎
若手人類学者が解読する「マオリ運動」動態史──台湾原住民族運動の先達とみなされるマオリの権利回復・獲得運動を記述する 山本芳美
「幸福のイメージ」を形成するための対話の書――「放射能測定運動」の意義と思想的射程が語られる 丸川哲史
目指すべき社会主義は何に基本的な価値・規範を置くべきなのか──「法の下での平等」は、社会主義社会において重要な統治形態である 岡田卓己
広津和郎・桃子の知られざる側面──著者と和郎・桃子との交流の日々は、全人生に直接照りかえるものとして、深い意味をもつことになった 倉橋健一
深刻な現代的なテーマを扱うが、読後感はさわやかな魅力的な小説──人間の残酷な心にも最後には、美しい薄い覆いがさらりとかけられる 森さち子
ヒューリスティックな価値判断の罠──「思い違い」についての本格的な心理学的解明 山田宏明
映画の魅力を引き出し、国家・文化・民族間の葛藤・折衝を浮上させる──映画に内包される可視・不可視の亀裂・断層を示す論述は巧みで明晰 十重田裕一
きわめて不満の少ない、使い勝手のいい教科書──美学的映画学からは意識的に距離をおこうとしている 藤井仁子
全国隈なく配置された、実に贅沢な桜案内──歴史時間とでもいうべきものが桜の樹木にはある 植田隆
闘争となったくらし/くらしとなった闘争のドキュメント──小川プロと小川紳介とその映画とを神話的に保守するのではなく、その可能性と不可能性を問い直し「神話」を解体する作業の中から、改めて、そのドキュメントの意味を、今日に問う作業を行なう時にあるのではなかろうか 小野沢稔彦
逆境をはね返す熱情の渦が立ちのぼる──研究者だけでなく、詩人・歌人・小説家たちの口から、大胆で思い切った文化論が次々と飛び出してくる 島内景二
「ゲルニカ」は現代の黙示録──ピカソは「ゲルニカ」を全身全霊をかたむけて描いた 川成洋








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■東京■東京堂書店様調べ
1位 流浪の月
(凪良ゆう)
2位 野垂れ死に
(元木昌彦)
3位 木になった亜沙
(今村夏子)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 流浪の月
(凪良ゆう)
2位 五・一五事件
(小山俊樹)
3位 気がつけば、終着駅
(佐藤愛子)

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