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尋ね人の影――なぜ瀧口修造が冨士原清一の守護天使であるか 扉野良人
詩は未来から到来する言語である――これからの詩人は、戦うよりも耐えねばならないだろう 浜田優
哲学の核心部を惜しげもなく語る――西洋哲学の膨大な過去を自らに集約しながら創造を行う一つの切っ先と化しているかのようなベルクソンのライブ講義録 杉山直樹
日本人はどこへ向かうのか。そしてどう生きていくのか――野生の生きものと日本人との関わりについて多方面から論じる 菱川晶子
「オーストリア文学」というファントム――外国語文学に関心を有する者であるならば一家に一冊所有していてしかるべき書籍 前田佳一
「声」の技法を尽くした力作――気を抜いてこの大きな声のうねりに身を委ねる幸せ(「ラッコの家」)/なにか一つのきっかけで暴発してしまいそうな不穏さ(「窓」) 伊藤氏貴
関係性は柔らかにかたちづくられていく――同人誌『八月の群れ』に発表された六篇の小説集 村木哲
ひとりひとりから始まる共生への道――向かう先は成熟した社会、その準備が共生社会 片柳真理
絵巻という絵画作品に関する、迫力のある伝来論――酒天童子絵巻を坂東武士と都との関係から歴史的に再評価する 高橋修
時代に生き、時代を超えた魂の闘いの足跡に分け入る――歴史の対立を乗り越え、融和・統合へ 佐藤容子
「虚構と現実」の壁を超えられるか――文学としてのマンガ、芸術としてのマンガといった表現に興味がある読者にも、そういった表現に抵抗を覚える読者にも、ぜひとも挑戦してもらいたい傑作 永田希
読者を繰り返し繰り返し驚かせる――「黄」というタイトルに込められた意味が何よりも重く、深く迫ってくる 立原透耶
SDGsブームのいま、「持続可能性」を問う――環境問題をいわゆる「環境好き」の人びとの考察対象にとどめず、統治・支配のあり方を議論するうえでの格好の素材として見出す書 喜多川進
イデオロギーを超えて貫通する、叛乱の帰趨を記述する方法の試み――「水戸の過激派」の無残な壊滅への過程が、集団の内的過程に寄り添いつつ粛々と記述されていく 菅孝行
従来の定説を覆すような読み直しを試みている点で意欲的――ネーデルラント美術を代表する5点の名作に焦点を当てる 蜷川順子
愛すべき中年男のビルドゥングスロマン――パートナーシップという観点でも爽快だ 井口富美子
「同調」と「競争」の視点から武術を分析――身体論と具体的な技世界をいかに接続するか 田邊元
新しいリアリティの獲得と体験を具現化――高橋由一の絵について、はじめての総括的研究であると同時に現在の美術の問題へも響いてくる大きな射程をもった研究になっている 白川昌生
ミステリで始まり、SF的な展開さえみせ、読者が考えるミステリを変えてしまう野心的な一作――この物語は「ループ」+「人格転移」という設定の単なる足し算だけにはとどまらない面白さがある 海老原豊
印象派とは誰のことか?――日本での展覧会を軸に日本人の嗜好の推移を跡付けた本書は、長年美術館に携わってきた著者ならではの、貴重な貢献 吉川節子








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(村上春樹)
2位 首里の馬
(高山羽根子)
3位 本の雑誌の坪内祐三
(坪内祐三)
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1位 '20 ミシュランガイド新潟 特別版
2位 一人称単数
(村上春樹)
3位 気がつけば、終着駅
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