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チェルノブイリ原発危機以後のロシア作家によるポスト・アポカリプスSF――モーロックという存在の中に、不敵でたくましいロシア気質の魅力を見いだす 小谷真理
「トリックの森」に迷い込む感覚を楽しみたい一冊――謎の数々が次々と解かれていく展開は眩暈を感じさせるほど 諸岡卓真
スピノザとともに歩く必然の時空――「方法」を見出すはずの時空を理解するように促す 永野宏志
騎士とは過去の遺物ではない、時代を超えた理念であるのだ――誰もが夢中になった「図鑑」が、大人の楽しみとして戻ってきたよう 一條麻美子
「美少女」は傷つき深く悩んだ――叛乱の季節のひとつの証言、だがあの時代を特権化することに意味はない とよだもとゆき
百科事典は万能ではない――読み手の姿勢に工夫が加われば、事典は50音順の小宇宙となり知識の羅針盤となる 大垣貴志郎
大厄災に見舞われた日本の今日的状況をも言い当てた思想――知能を破綻させるものこそが、知能に創造性をもたらす 神山睦美
アイデンティティ喪失の時代に、その本質を優しく解く――社会構成主義や感情社会学等も踏まえた上で解説が施される 桑原司
東アジアの位相からとらえる日本列島の古代時間――過去と現代を巨視的に考察する考古学の本領を示す 皆川勤
〈言葉〉をとおして織りなされる親密性――近代日本の黎明期を生きた女たちの「ロマンティック・ラブ」 河口和也
ロシア革命史の暗部をトロツキーを通して照らし出す――ロシア・ナロードの意義をとらえ、現在を根源的に問う内村剛介 久保隆
「東アジア」、そして「中国」の「近代」、その光と影、逆説と反転――中国研究者としての初志と良心を示す待望のアンソロジー 伊東貴之
文体的アプローチによる近代から現代への文学史――おびただしい表現者たちの文章が踏まえられたフィールドワーク 栗坪良樹
昭和最後の抒情詩人――清水昶ほど「詩人伝説」に彩られた現代詩人は珍しかった 追悼:清水昶 井川博年
稀代の宗教家と周囲の人々が織りなす人間模様と心理の交錯――福音書記者がイエスの言行録を編むようにして描き出されたマニの生涯 青木健
モノの背後に広がる意味の星座――モノは単なる「物」ではなく、ある霊性を帯びた「いのち」を持った存在であるという見方 柏木博
トンネルの闇の奥で……――マイケル・マドセン監督『100,000年後の安全』 福田磨理子
チェルノブイリ原発事故直後に書きつがれた思考――文明史的に自然観の現在を問い直すとき 米田綱路
国を超え、時代を超えた世界に誘われる――一つの陶淵明「論」を組み立てる確かな足場が築かれている 南雲智
市場・国家・共同体が調和する人工社会モデルの先駆的考察――市場の突出に抗しうるのは多元的な共同体ではないのか 青木孝平








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 本当の翻訳の話をしよう
(村上春樹、柴田元幸)
2位 天皇陛下にささぐる言葉
(坂口安吾)
3位 漱石全集を買った日
(山本善行)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 今こそ、韓国に謝ろう
そして、「さらば」と言おう
(百田尚樹)
2位 一切なりゆき
(樹木希林)
3位 思わず考えちゃう
(ヨシタケシンスケ)

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