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《戦う小説家》としての真骨頂を示す傑作――いっそう円熟味を増した艶やかな文体が光る 松本健二
反動家から革命家まで一九世紀初期の思想的パノラマ――デカブリストの変革構想やカラムジンの保守主義を読み解く 米田綱路
錯綜した精神医学史と根深い抗争――「狂気は治る」とする啓蒙主義の理想から、現実は遠く、回転器をはじめとする拘束や強制的な治療が存在した 小俣和一郎
テロとアナーキーのパリに込められた再生への希求――訳者の理解の深さが、読者をゾラの力強い世界へと誘う 寺田寅彦
批評と歴史をつなぐ刺激的な伊勢神宮論――丹下健三や菊竹清訓の建築、あるいは『七人の侍』などの映画が登場するのは、なんとも痛快 五十嵐太郎
ポスト・チェルノブイリとフクシマが結びついた――フクシマ以後を生きる私たちは、多かれ少なかれ「状況の人質」である 編集部
絵空事に過ぎない「介護の社会化」――制度の不備、商業主義、国民性、「超高齢化社会」を目前に山積みの課題群 熊田洋子
東京停電――我々の今日の生活スタイルは、はたして真に「文明」であるのか 特別寄稿 孫歌氏 中国・台湾から見た東日本大震災  孫歌 (翻訳・阿部幹雄)
3・11以後の生き方を示唆――独創的な香りがただようスタイル 有馬敲
囚われの記憶を歴史的対象化した通史――内戦のなかの内戦をくりひろげた旧ソ連・コミンテルンの関連史料も盛り込む 高田広行
時代を先導した日大映研とVAN映画科学研究所――国家との訣別を宣言した城之内元晴の言葉が今、反復される 久保隆
人格概念の来歴を探り、その問題点を探る箇所は読み応えがある――三つの部分に分かれているが、各部の有機的な統合は? 金森修
教科書を重要な切り口に、近代中国・日本や日中関係を考察――編者の並木氏は自身の構想の完成をも課題として逝かれた 茂木敏夫
既成の枠をはるかに超えた新しい小説――一見軽そうではあるが、ただそれだけだろうか? 増子久美
中国という万華鏡を彩る女性たち――女神のように輝くチベット人女性や「最大の右派」の娘らが縦横に語る 楊海英
どうすればいいのか、人類がもたらした最大の失敗を――あなたも、私も、不条理を、強く、生きるしかない 特別寄稿 和合亮一氏 東日本大震災の現場から 和合亮一
語りの、そして言葉の「祭り」――“よそ行き仕立て”の妙が強く感じられる短篇集 阿部公彦
「巨大システム依存社会」の終焉へ向けて――私たちの世界は制御できない文明を生みだしていたのだ 特別寄稿 内山節氏  東日本大震災の災禍と今後の課題 内山節
シオニズムへの決然たるアンガージュマン――彼は書くように語ることのできる人だった 藤野寛
人間の導きか、神の導きか。第三ノ可能性ハナイ――やっとシュトラウスのドイツへの帰還が果たされたということができるかもしれない 佐藤貴史








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 本当の翻訳の話をしよう
(村上春樹、柴田元幸)
2位 天皇陛下にささぐる言葉
(坂口安吾)
3位 漱石全集を買った日
(山本善行)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 今こそ、韓国に謝ろう
そして、「さらば」と言おう
(百田尚樹)
2位 一切なりゆき
(樹木希林)
3位 思わず考えちゃう
(ヨシタケシンスケ)

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