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詩語を重層化させて不思議な物語を生起――優しさや淋しさといった感性が詩語のひとつひとつに潜在している 久保隆
老ロビンソンの祈り――どんな状況だろうが、客観的に物事を捉え、その細部に至るまで徹底的に検証する分析眼は見事 粂田文
人間性が抹殺される惨劇を身を持って体験し、書き伝えた――人々が友愛のもとに結ばれる社会を欲したナチス将校・ホーゼンフェルト とうやまりょうこ
「救い」はどうあるべきか――これだけキリスト教のサイドからラップを論じた本がほかにあるのだろうか 陣野俊史
誰そ彼、郷愁の魔に、陽よ、ことばたち、いとしんで――違和・異和により、現出した劇的空間が、詩によって差し出される 海埜今日子
中華民国期上海の映画館で映画を見ること――清末の遊歩文化と民国期の映画鑑賞との連続性を示し、双方の文化をたしなんでいた知識青年の姿を描き出した点においても白眉といえるだろう 田村容子
そもそも人間にとってスポーツとは何なのか――博覧強記の史家の手になる、読んで面白い歴史書 石井昌幸
「熱量」を持った〈像〉を言葉によって浮上させていく――黙々と孤高に仕事や使命を果たしている人たちの十二本のルポ 村木哲
自分の考えが正しいと押し通してはいけない――「言葉」をめぐる断想集 黒川類
総務省による行政指導に焦点を当てる――日本の放送行政の在り方と放送局の姿勢を問う一冊 伊藤高史
もう一つの「権力と音楽の関係」に迫る――「芸術」と「権力」という二項対立による図式的理解はそろそろ見直されるべき 穴山朝子
つぶされることのない希望を見いだす契機――陰鬱な現状にレーニン=ルビッチ的ユーモアをもって介入する 鈴木英明
主体に取り込まれた欲望が反逆と解放の声を上げる――バトラーを語る上で欠かすことのできない一冊であり、この作品自体が優れた哲学的著作 堅田研一
われわれにとってゾンビとは何か?――ゾンビ論であると同時にゾンビを通じての哲学書 長島皓平
私たちの未来が試されている――科学者だけではなく、アーティストやセラピストにとっても必読の書 稲垣諭
「異邦人」とはわたしであり、あなたである――中津留章仁作・演出、劇団民藝公演『異邦人』(2019年9月26日~10月7日、@新宿紀伊國屋サザンシアター) 田村景子
現場の葛藤や興奮を雄弁に伝える――コービンの立候補が大きなうねりとなっていく様子を、内部の視点から活写 乙部延剛
ジョイス文学の「肝」は何か――『ユリシーズ』と『フィネガンズ・ウェイク』における様々な読みの可能性を探求 道木一弘
戦後ドイツはユダヤをいかに想起したか、ポピュラー音楽の視点から光を投げかける――当事者へのインタヴューも盛り込んで歴史をあぶり出した労作 黒田晴之
社会教育史を新たな視点から捉えなおそうとする試み――近代日本の社会教育と映像文化の関係を幅広く論じる 上田学








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3位 本の雑誌の坪内祐三
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