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「乳母」雇用に凝縮される諸問題――時代遅れとなりつつある過渡期に焦点をあてる 山口みどり
女性雑誌文化の近現代史――メディア研究の教科書としても非常に「使える」好著 石田あゆう
女性向け教養番組の変遷を分析――放送メディア史の観点から新しい知見を提供する 村瀬敬子
所得・貧困、セーフティネットの構築など、昨今我々が直面し議論が紛糾している問題が論じられる――述べられている事例、そして奥に潜む社会科学的な意味は露いささかも時代遅れではなく、むしろタイムリー 迫田さやか
物語と歌のあいだ、町田康と「汝、我が民に非ズ」――「国民」という鋳型にはめる「暴力」を逃れる「人民」たち 渡邊英理
再生か、革命か――ロレンスが考えずにはいられなかったアート/インダストリー 井出達郎
昭和元禄文化はうんざりするほどの混乱の中、次々と新しい文化を生んだ――山藤章二が感じた昭和の匂い 大野秀樹
「死」が近づいてくる側と「生」から「死」を見つめる側に違いはあるのだろうか――これまでとは幾らか違う様相を漂わせている、シリーズ第三作目 山井悟
スチュアート・ダイベックの処女短編集――主人公の少女たちの潔さやすがすがしさは特に印象的だ 眞鍋惠子
グローバルな規模で強者が弱者を蹂躙する「勧強懲弱」が進んだ現状への抵抗――新たな読書の楽しみを与えてくれるブックガイドとしても秀逸 末國善己
「マルクス主義者、ドゥルーズ」というプロブレマティックに取り組む――「容赦なきスピノザ主義」に、「可能世界のドゥルーズ」を仮構的に対抗させる 小倉拓也
ポロック芸術の再解釈を果敢に試みる――ポロックの装飾性の研究はさらなる発展の可能性を感じさせる 大島徹也
今日の芸術創造とその批評にとってきわめてすぐれた指針――通史の外見のもと、現代的な問いの地平を切り開く 守中高明
原点としての「原論」が論じられている――是非とも「アート」を、「現代」を読み解く為に活用して欲しい 宮田徹也
「多元主義」もまた、穏やかな民主主義か――言説についての言説、批判についての批判の書 谷川渥
『エチカ』には、価値転換的・創造的な思考が隠されている――著者の言葉は鑿となって『エチカ』から非常に明確な哲学の形を削り出し、掘り出す 平尾昌宏
戦争そのものが歴史からドロップしてしまわないために――元零戦搭乗員、原田要の苛烈な戦争体験を再構築して小説化 川成洋
境界を越え、文化的差異を超える美術史学の普遍性――バーナード・ベレンソンが矢代幸雄に伝えた「美術は一つ」の意味とは 林みちこ
「嘘」は必死の思いで発する言葉にならない「声」だ――「嘘」という言葉に詩人が込めているものはなにか 皆川勤
少年少女は戦時下で何を守ろうとしたか――この夏、大人にも子どもにも手にとって欲しい一冊 東間小織








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■東京■東京堂書店様調べ
1位 ユーカリの木の蔭で
(北村薫)
2位 皆川博子長篇
推理コレクション2
(日下三蔵編)
3位 猫を棄てる
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 MASK
PATTERN
BOOK
2位 還暦からの底力
(出口治明)
3位 宿無し弘文
(柳田由紀子)

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