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人文社会の知が介入すべき地点――「政治」そのものを刷新することによって政治の暴力に立ち向かう 佐藤泉
なんて愚かな「美しい国」なんだろう――事件から三〇年の世相の変化を考えさせる、たぐいまれなルポ 増田幸弘
庶民レベルの倫理、「地政心理学」で半島と列島を読み解く――国家や官僚、アカデミックな「上から」ではなく、「下から」のアプローチで諸状況を考察 藤江昌嗣
カミュ的語彙の内実をあざやかに解き明かす――引用された言葉と並んで、強い磁力を放ちはじめる 三ツ堀広一郎
暴力的な植民地主義と支配地域への宣教との共犯関係を浮かび上がらせる――「日本のイスラエル化」という同時代現象を歴史的に構造化する 臼杵陽
宗教性を意識せざるを得ない、信仰をもつ臨床家の内面の葛藤に迫る――ノンクリスチャンの臨床家にも参考になる内容 谷山洋三
カフカ文学の「ありのまま」に迫る道――「見る」ことは「知る」ことに通じており、暗闇に光を投じることでもある 三谷研爾
「当たり前のことがさかさま」な世界を記した出色の体験記――ルグ湖のほとりで暮らすモソの女たちの誇り高い生き方 手塚恵子
村上春樹の多彩な表現領域を網羅――テクスト分析はもとより、文学理論、政治的な課題などを複雑に交差させつつ議論が展開 奥田浩司
ドキュメンタリーは怒りのある告発を封じるべきなのか?――誰もが自由に生き生きと生きられる「共和国」をつくる理想 藤岡朝子
老いを受容する心情には誰もが共感――現代の読者に是非読んでもらいたい作品 立川信子
「思索」を跡付けながらクンデラの小説の技法を解明――さまざまな論点をめぐる議論は手堅く、その論述は要領よくまとめられている 赤塚若樹
すぎ去ればすべてなつかしい日々――コーズリー(閑談)であり、映画人たちのメモワール 服部滋
熊楠にとって猫はどこまでも身近な存在であった――どうやら熊楠は、特定の猫ではなく、猫一般が好きだったようだ 唐澤太輔
墓の移動が都市移住者にもつ意味を論じる――墓や遺骨をめぐる今日的実践と判断の積み重ねに着目 武井基晃
従来の琉球の歴史観に一石を投じるスリリングな考察――琉球国における王の出現を一貫して問う 末次智
「たけ=竹次郎」のような江戸時代の異性装者の姿を史料から丹念に掘り起こし歴史に位置づけた労作――日本近世史家による本格的な異性装史 三橋順子
拡張された関係性への確たる視線を感受――「人間とは何か」ということを問うこと 黒川類
歴史の曲り角にはつねに流血の事態がともなっていた――パリで起きた流血事件の歴史的変遷を追跡し叙述 杉村昌昭
「生々しさ」へ肉薄する怒りの書――ナチ・ハンターの最大の敵は無関心や罪の意識の希薄さであった 柳原伸洋








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『新宿センチメンタル・ジャーニー』
『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 本当の翻訳の話をしよう
(村上春樹、柴田元幸)
2位 天皇陛下にささぐる言葉
(坂口安吾)
3位 漱石全集を買った日
(山本善行)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 今こそ、韓国に謝ろう
そして、「さらば」と言おう
(百田尚樹)
2位 一切なりゆき
(樹木希林)
3位 思わず考えちゃう
(ヨシタケシンスケ)

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