書評/新聞記事 検索  図書新聞は、毎週土曜日書店発売、定期購読も承ります


「トリックの森」に迷い込む感覚を楽しみたい一冊――謎の数々が次々と解かれていく展開は眩暈を感じさせるほど 諸岡卓真
騎士とは過去の遺物ではない、時代を超えた理念であるのだ――誰もが夢中になった「図鑑」が、大人の楽しみとして戻ってきたよう 一條麻美子
一家族の苦難の歴史を通して韓民族の恨を描く大河小説――女語り部、朴景利が韓国固有の文化を熱情をこめて伝える 河田 宏
「美少女」は傷つき深く悩んだ――叛乱の季節のひとつの証言、だがあの時代を特権化することに意味はない とよだもとゆき
大厄災に見舞われた日本の今日的状況をも言い当てた思想――知能を破綻させるものこそが、知能に創造性をもたらす 神山睦美
東アジアの位相からとらえる日本列島の古代時間――過去と現代を巨視的に考察する考古学の本領を示す 皆川勤
アイデンティティ喪失の時代に、その本質を優しく解く――社会構成主義や感情社会学等も踏まえた上で解説が施される 桑原司
身体知から近世日本の教育思想を見なおす――近代教育のアポリアを浮かび上がらせる研究 吉野実
イギリス社会学の「凋落」?――二〇世紀型の「方法論的ナショナリズム」をいかに超えていくか 西原和久
海賊という事業はけっして過去のものではない――新自由主義グローバリゼイションと海賊の関係とは 矢部史郎
稀代の宗教家と周囲の人々が織りなす人間模様と心理の交錯――福音書記者がイエスの言行録を編むようにして描き出されたマニの生涯 青木健
チェルノブイリ原発事故直後に書きつがれた思考――文明史的に自然観の現在を問い直すとき 米田綱路
トンネルの闇の奥で……――マイケル・マドセン監督『100,000年後の安全』 福田磨理子
昭和最後の抒情詩人――清水昶ほど「詩人伝説」に彩られた現代詩人は珍しかった 追悼:清水昶 井川博年
取り返しがつかない形で継続する戦後――著者が掲げる「ポスト戦後の思想」の本格的開始 石原俊
読む者に今いちど思考することを強く迫っている――時代をとらえることを最も重要な任務としてきた詩人の証言であり記録 今岡貴江
「東アジア」、そして「中国」の「近代」、その光と影、逆説と反転――中国研究者としての初志と良心を示す待望のアンソロジー 伊東貴之
学際的・フィロソフィカルな広い視座において環境倫理学を位置づける――著者同士が「論争」に関わって、お互いの主張を批判しあっているのが興味深い 尾関周二
文体的アプローチによる近代から現代への文学史――おびただしい表現者たちの文章が踏まえられたフィールドワーク 栗坪良樹
「居場所」の確保は、「余地」を面白いと思うか、無駄と思うかにかかっている――今現在の都市のあり方に少しでも疑問を感じる人にもぜひ一読を勧めたい 下沼英由








リンクサイト
サイト限定連載

図書新聞出版
  最新刊
『新宿センチメンタル・ジャーニー』
『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 ユーカリの木の蔭で
(北村薫)
2位 皆川博子長篇
推理コレクション2
(日下三蔵編)
3位 猫を棄てる
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 MASK
PATTERN
BOOK
2位 還暦からの底力
(出口治明)
3位 宿無し弘文
(柳田由紀子)

取扱い書店企業概要プライバシーポリシー利用規約