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捕えどころのない〈逃げ去る女〉のエクリチュール――プルーストの悦ばしいパスティッシュとして 鈴村和成
ボードリヤールの知られざる超域的世界――ロラン・バルトやエドガール・モランとの親交など、意想外に奥深い仕事の全貌にあらためて注目してほしい 塚原 史
同時代的な危機感を探り、思想の星座をえがく実践――1920、30年代の芸術と政治、文化と社会をポリフォニックに読み解く 米田綱路
追悼・チカップ美恵子:あいえー。あいえーなー。――知里幸恵のように、アイヌ民族芸術家・思想家として永遠に記憶されるだろう 高良 勉
東方ユダヤ人と「精神の戦場」の記録
存在の謎をめぐる複眼的思索の軌跡――国内外の作家との出会いが生み出す、新しいベケットの世界 西村和泉
ゆっくりと破綻していく愛を一夜の情景のなかに描き出す――性解放直前のイングランドを舞台に展開する悲劇 久保田知香
旅にいざなわれるような心地よい興奮を覚えさせる――都会では見失われてしまったものをしっかりと受け止める姿勢 前田速夫
冷静な判断知が卓見を導いた、一五〇年も前の異国のルポルタージュ――労働者にとって諸悪の根源となる野放しの過当競争は今なお続く 岩田託子
知多半島の近代化による民俗変容を重厚に叙述する――列島の文化理解に欠かせない半島研究に具体的な視点を示す 小川直之
西川俳句はあらゆる読み手に自らの実存の根拠を突きつけてくる――「出会いの絶景」というべき森村誠一と西川徹郎の交友 皆川 燈
ヴィーコ学問論の再構成に挑戦した好著――「理性主義」的学問論に対する学問規準を見いだそうと奮戦 佐々木 力
「思想家・折口信夫」の世界が心ゆくまで開陳される――「短歌とは何か」を踏まえてこそ今後の折口研究は存在しえる 藤井貞和
異種格闘技戦の緊張感――「個人」として生きることを選んだ人間だけが発することのできる、ヒリヒリした言葉 仲俣暁生
文化鎖国ニッポンへの挽歌――遠からぬうちに、日本のマンガもマンガ研究も、鎖国の夢を貪ってはいられなくなるだろう 小川 響
「来るべき」民主主義の鍵とは――他国を「ならず者国家」と名指して軍事行動を正当化するアメリカ合衆国は「ならず者国家」そのものである 港道 隆
二〇〇九年、『ヒロシマ・モナムール』の「小さな歴史」が再び始まった――写真批評と映画批評の棲みわけに、港千尋の新著が動揺を与えることを望む 岡村民夫
自分の内側に、抵抗する主体の根拠地を――中国の流動的ダイナミズムを鮮やかに読み解く:対談『ポスト〈改革開放〉の中国』、『竹内好』 丸川哲史×米谷匡史
人は簡単に〈境界〉を越えられるものではない――「せまく、細長い部屋」に固定されたままのカメラが映すもの 小野正嗣
韓・日を架ける清冽な詩風、新たな息吹に蘇る――尹東柱の潔癖な魂は、遥かな時を超えて、今を生きる私たちの胸を打つ 田中佑雲








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 本当の翻訳の話をしよう
(村上春樹、柴田元幸)
2位 天皇陛下にささぐる言葉
(坂口安吾)
3位 漱石全集を買った日
(山本善行)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 今こそ、韓国に謝ろう
そして、「さらば」と言おう
(百田尚樹)
2位 一切なりゆき
(樹木希林)
3位 思わず考えちゃう
(ヨシタケシンスケ)

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