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子どもが複数の大人に囲まれて育つ陽だまりのような温かさ――計り知れない重みを持つ、多様な家族写真を収める 和泉広恵
面白いものは、「なにわ」にある――著者の語り口に惹き込まれながら、再見ではなく、多くの発見をした 室沢毅
テレビがつまらなくなったのか? 視聴者がつまらなくなったのか?――平成時代のテレビにおける新しい「開拓」に焦点を当てる 松山秀明
日本における近現代彫刻史研究の出発点となる一冊――彫刻という表現への強い思いが文章の端々から溢れ出ている 田中修二
困難極まるブラジルの「アフリカ性」――その隘路を丁寧に検証し、日本においてはじめて体系立てて論じる 伊藤秋仁
予定調和的な「欲望」を告発――「名作」にひそむ前提を、資料を駆使しつつ同時代のなかに解きひらく 持田叙子
「公共的知識人」としてラスキを捉え直す――彼の思想形成を通時的に考察 小松敏弘
人びとの営みとしてゲームとその遊びにどんな特徴があるのか――「ゲームで遊ぶ」という一見単純な営みも、日常や社会のさまざまな要素と関わりあっている 山本貴光
オタクネタにまみれた読み物としても、中国のネット文化を言葉という観点から描いた中国現代文化誌としても興味深い一冊――中華オタクたちの行動、心情などは日本のオタクから見てもほとんど変わらない 東條慎生
大学入試、ポスドクなどといった問題を実証的な調査に基づいて手厳しく論じる――それでも諦観を排除し、頑なに抵抗する途を選びたい 川成洋
福祉国家フィンランドのリアルな姿――あらためて私たちの国や地域の暮らしや高齢者介護に思いを巡らせるきっかけを与えてくれる一冊 石井敏
善きものを守り通せるか――三・一一のとき子どもを連れて逃げ惑った日々を思い、逃げられなかった多くの東北の地の人々を思い、胸の痛みを覚える 阿木津英
それまでの生活を捨てることで新しい世界が訪れる 超迷惑!? 世界を駆け巡る100歳老人 岡英里奈
ファンの高いハードルを越えた“贋作”――手塚治虫の人気漫画『ブラック・ジャック』の設定を用いたオリジナル小説 飯城勇三
芸術そのものではなく、その哲学的起源に着目――厭世主義とされる哲学者の意外なオプティミズム 貫成人
「転向と挫折」を跡づける論文集――理論の幅よりも実践の幅のほうがはるかに広い 高島直之
都市そのものが主人公だ――三六の都市をつなぐ曲がりくねった道を案内人もなく辿りながら、私たちもまた上昇の道を歩もうではないか 中野善夫
戦前期の大東亜ではなく、活性化する「アジア」として――スポーツによって国という境界を超えたマラソンランナーの生涯 植田隆
生の営みと結びつく書評の可能性を探る上で、まさに格好の書物――長短織り交ぜた書物批評の集積 中山弘明
都市と電鉄、参詣地の関係を描いた物語――次世代の都市像を考えるために、「実際にたどった途とは異なる、電鉄と都市の可能性がありえた」のではないかと主張する 田中尚人








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3位 本の雑誌の坪内祐三
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1位 '20 ミシュランガイド新潟 特別版
2位 一人称単数
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