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識字運動の抑圧性を超えてユニバーサルデザイン的な途を示す――益‐不利益がある社会では「できないこと」が障害になる 三村洋明
古典SF研究の第一人者が示す「もう一つの文学史」――文学史の枠組みの再考、さらには「近代」そのものの評価軸に、訂正を迫る 長山靖生
平城京遷都一三〇〇年に結集された知のパノラマ――東アジア共同体への展望をえがいた大著 米田綱路
メディアと国家の「社会に対する共謀」をどう解き放つか――特異な日本独自の報道システム=記者クラブの本格的分析
ヴィーコの真理論に迫る古典的著作の達意の邦訳――編訳者のヴィーコ学理解にとっても必備の書 佐々木力
岡本太郎の思想を貫く「民族性」と「否定性」という重要な主題系――冷静で持続的な探求の優れた成果 塚原史
旅行記と自伝とを組み合わせた長編小説のような文学史――「文学史」のステレオタイプを軽々と飛び越える力作 長岡真吾
日本の〈スペイン学〉大系の確立を公言する一書――日本とスペインの相互理解・相互信頼こそ言語文化を豊潤にする 片倉充造
「ブント樺党」を自称する主人公の一筋の思い――描かれる寂寥感は人を求めてやまない心情の象徴 村木哲
欧米のメディアを「操縦」した広報外交の実態を解明――黄禍論対策の情報戦を日本はいかに戦ったか 米田綱路
戸主制廃止、差別社会是正へ模索する韓国――各政権下の家族政策とその問題点を丹念に分析 熊田洋子
「思想史」という取り組みに対する新鮮な視覚を提供してくれる――「語りえないもの」がいかに語られ、あるいは語り損なわれてきたか 村井則夫
無意識の中へ降りてゆく、ぞくぞくする旅――幻視に次ぐ幻視の驚嘆すべき光景に出くわしつづける 北爪満喜
追悼:エドゥアール・グリッサン 「闇の歴史」を文学で表現することを使命として――混淆を常態とした世界のヴィジョンを構想した哲学者 中村隆之
裁判で命まで奪い得る「真実と確かさ」があるのか――永山則夫の弁護人が死刑制度の根底を問う とよだもとゆき
「文化とは何か」という本質的な問いへと繰り返し立ち戻っていく――セゾン文化における文化と芸術と事業の関係とは 若林幹夫
来るべき公共性に向けて世界を開く――公共の事柄を共に考える政治的想像力を喚起する試み 五野井郁夫
通説をくつがえす、柳田国男の中の〈東北〉――民俗学の原点にもどり日本民俗学を見直す土台に 錦仁
「技」としての政治――出来事の「動き」に寄り添う論集成る シリーズ「政治の発見」(風行社)をめぐって 対談 杉田敦×宮本太郎
日本の高等教育研究を集大成したアンソロジー――研究蓄積をふりかえり、新しい研究視座を提示する 「リーディングス 日本の高等教育」全八巻完結によせて 橋本鉱市・阿曽沼明裕








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3位 本の雑誌の坪内祐三
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2位 一人称単数
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