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革命後にロシア国外で結成された亡命教会の軌跡――四分五裂、連衡と合従の経緯を手際よく整理した本邦初の著作 長縄光男
都市・集落・住居への植民地支配のインパクトを計測する膨大かつ緻密な作業――韓・日両国はもちろん、台湾等の研究者に広く参照されることは疑いない 青井哲人
少女の目が照射するアメリカ社会の暗部――重いテーマながら軽やかで爽やかな読後感 佐々木美和
独ソ戦でのドイツ軍敗北を導いた情報提供者は誰か――古代エジプト、中国から二〇世紀にいたるスパイの暗躍 川成洋
戸籍制度・婚外子差別との闘いのクロニクル――様々な抵抗、反抗運動が退行していくなかを疾走しきった 室沢毅
日本国の地上で生きてきた在日の内面史が克明に描かれる――在日の問題は日本語で書かれてこそ真価を発揮する 倉橋健一
〝スピリット〟という視線で「霊」を的確に捉える――人の生と死を媒介に往還していくものとしての「霊」 黒川類
植民地支配の下で苦難の人生をたどった記憶の水脈――在日夫婦の物語、母の人生への想い……を未来へと伝えていく 小林孝吉
膨大かつ難読で知られた倉富日記の翻刻事業が結実――近現代日本の裏面史を解き明かす、第一級の史料 米田綱路
「脱領域の知識人」の思想的自叙伝――自称「何でも屋」ならではの懐の深さ 郷原宏
類書のない秩父文化複合が眼前に出現――諸学問領域の壁を越境する学際的な研究 松村一男
情熱と志がみごとにアマルガム――ヴィヴィッドに描き出される、芥川の盟友の人生 安森敏隆
革命への「理路」からのさらなる跳躍をうながす思想のコレオグラフィ(舞踏術)――「孤独な戦い」のなかに出現する「極小のチャンス」こそ「文学」=革命のはじまりとなる 白石嘉治
三井家・三井財閥を追ってのユニークな本――女性たちや出会った人たちに興味ある記述 奥村宏
理論の前に心がある――経験知というものについての特別な感性 千葉正健
豚飼いと戦災孤児たちをとりまく生命の物語――生あるものは全て、最後には死ぬ運命にあるという厳しい現実の再認識 金子民雄
もっとも読本らしい読本がいかにして成立したかのドラマ――今後の読本研究者が必ず参照する重要な文献になるだろう 飯倉洋一
自らの言葉をどこまで剥き出しに出来るのか――批評の眼差しを満載して、不穏なたたずまいを示す一冊 林浩平
真に「学派」の名に値する貴重な集合的知的営為の達成――新しい知的営為の可能性を模索しているすべての研究者に 梅森直之
「信」の切実さを気づかせてくれる――福音書から引かれた挿話と、それに付されたエッセイは刺激に満ちている 村木哲








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(高山羽根子)
3位 本の雑誌の坪内祐三
(坪内祐三)
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1位 '20 ミシュランガイド新潟 特別版
2位 一人称単数
(村上春樹)
3位 気がつけば、終着駅
(佐藤愛子)

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