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恋とは閉じられた対幻想ではなく、苦しみと歓びにみちた世界への投企の身振りである――高良留美子というすぐれた表現者との「対話」を通じ、近代を問い直す 黒澤亜里子
身なりと心の関係についての示唆に富んだ論考集――塗りかえられる表向きのコスプレのイメージ 澁谷知美
包括性をもった「認識」の集積たる一冊――並大抵の膂力では達成できない試み 久保 隆
高群逸枝と橋本憲三が築き上げた世界の全貌を描き出す――詩人・アナキスト・女性史研究者だった高群への著者の熱い想い 義江明子
現在の欧米対西アジアの構図を解析する視線――イスラームの理念の中には独特の共同体観が潜在している 皆川 勤
寺山修司の遺志を継ぐ、どこまでもピュアな60歳――石井淳志監督『へんりっく 寺山修司の弟』 富山由紀子
棄民をモチーフに東アジアの時・空を凝縮――野戦之月海筆子公演「ヤポニア歌仔戯 棄民サルプリ」によせて 丸川哲史
江戸川柳にとどまらず、川柳の真骨頂に触れられる一書――短詩という表現が持っている力をあらためて認識 山井 悟
ジャーナリストの原点は学生運動に――二木啓孝氏に聞く 60年代・70年代を検証する 二木啓孝(聞き手・小嵐九八郎)
さまざまな読みを誘発する『大菩薩峠』の世界に迫る――村上春樹までをも射程におくダイナミックな『大菩薩峠』研究の誕生 成田龍一
「さればさ」に凝縮された露伴の姿勢を勁い意志で描き出す――筆者が描く露伴は、現在のわれわれの読書空間に生きている 小林広一
自我と自我の対立する現代に愛は可能なのか――「共に生きる」ことの意味を問い直した先に見えてくるものとは 近藤裕子
擾乱をとどめるラフィア布とマルセル・モースの話し声――人間存在の西欧近代的なあり方とは別のあり方の探求 昼間 賢
「あの日の西原」での出来事と経験を共有しうる貴重な手がかり――窮地の中で人間は底知れない力を発揮する 伊藤哲司
丹念な聞き取りにより『生の技法』が残した課題に取り組む――事前に施された周到なリサーチ項目の整理と理論的な土台作り 岡原正幸
六八年の記憶を世代的な自己憐憫に回収しないために――「労働」という回路の根源的再設定という有効かつ貴重な示唆 宇野常寛
「部落史研究」に鋭く反省を迫る内容――なおざりにされてきた仏教と部落問題の関係を指摘 本田 豊
閉塞的な状況下で様々な壁を崩していく作業のために――有名無実化している「人権」という考え方 宗近藤生
「スタニスラフスキー・システム」という物語――スタニスラフスキーが死ぬまで探索しつづけた演技論の全容 岡田素之
希望という名の、ある不思議な調和――円環的な構造を持った、求心力のある魅力的な作品群 小池昌代








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 本当の翻訳の話をしよう
(村上春樹、柴田元幸)
2位 天皇陛下にささぐる言葉
(坂口安吾)
3位 漱石全集を買った日
(山本善行)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 今こそ、韓国に謝ろう
そして、「さらば」と言おう
(百田尚樹)
2位 一切なりゆき
(樹木希林)
3位 思わず考えちゃう
(ヨシタケシンスケ)

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