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シャーロッキアンによる渾身の伝記――コナン・ドイル作品の背後に隠された謎を探るためのよきテキストともなる 金子民雄
プーチンの支持率を高める国民の大動乱への恐怖心――「失われた一〇年」に対するリアクションと「安定」の意味を読み解く
自閉症は誰にとって、どのような問題となるのかを問い続ける必要性――重要な指摘は時代を超え、大切な思いは不変として 田中康雄
熟議の危うさと、競争の可能性――マキァヴェッリとシュンペーターの復権 小田川大典
教会音楽、その息づくところ――現実の共同体の具体的な問題へ逐一目配りを忘れない好著 川中子義勝
作歌職人の手作業が生んだ滋味あふれる歌集――それぞれに暮らす生活者の時間を見つめて 田中綾
言論の多様性 多元性をより広げるために――アメリカ一辺倒的な言論の自由に対しアンチテーゼを突きつける問題提起の書 田島泰彦
生命の根源を起点とした世界の中で詩語が自在に解き放たれている――詩人・日高てるにあっては、言葉とはいのち(生命)と同義である 村木哲
介入を推進した超大国のイデオロギーと第三世界――その相関関係をダイナミックにえがく最新の冷戦史研究 米田綱路
エコロジーの推進者・ワーズワスの見識とその先見性を改めて認識する――四季の推移に伴う木々や湖、水鳥の変化の詳しい記述にも、詩人の愛情が伝わってくる 坂本公延
人類史の大パノラマ――生活の中身を再構築することが、社会理論の根本課題となるであろう 山口二郎
多数の風刺画を用いて日露戦争への新鮮な歴史理解を示す――「韓国併合」100年にあたって、過去の誤りを正すことの意味を考えさせる 末吉菊次郎
「図書の館」からの変貌を迫られる図書館――ネットワーク情報資源論の構築に向けて 湯浅俊彦
クロスする時と場所に重奏するもうひとつの時空間――英雄という名前の機械たちのたどる運命の物語 諸星典子
インドネシア独立運動に身を投じた元日本兵の運命描く――戦後の日本・インドネシア関係を探る貴重な歴史的証言 川成洋
大学は蜂起せよ!――対談・白井聡×白石嘉治 『「物質」の蜂起をめざして』、『不純なる教養』 白井聡×白石嘉治
感性論的アプローチの必要性――負の過去にまつわる「語り」と「語りの埒外にあるもの」との絶えざる往還のなかから次世代に和解の種子を送りとどけること 香川檀
マスメディアと「国益」との相互関係――従来の新聞通史を再考させる 吉田則昭
正真正銘の魔術師、ジョルダーノ・ブルーノ――イエイツ女史の経歴の特異性も示唆 谷川渥
オブジェ作品のような黒い本――晩年の大里の仕事は、自ら表現することよりも、 むしろ自ら媒介者となって、他の人の表現を誘い出すことに賭けられていた 毛利嘉孝








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3位 本の雑誌の坪内祐三
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