書評/新聞記事 検索  図書新聞は、毎週土曜日書店発売、定期購読も承ります


カフカの創造と夢の「アジャンスマン」――ガタリの新しい「個人性」をつかむ 粉川哲夫
化学兵器開発や配備の歴史を、細部まで明らかにした大著――イラク戦争の教訓から綴られるUNSCOMのような活動への思い 常石敬一
言葉に寄り添い、ともに生きるよろこび――言葉と、言葉を使う日常をごく当たり前に纏う 八木寧子
これまでの堀辰雄解釈を転倒する見事な手際――テクストの無数の対話や交感に耳を澄ませ、その密かに交わす声を聴きとっている。だが、流動するテクストの総体には、決定稿もなければ起源もないはず 芳川泰久
イノセントな感性が伝わってくる――命あるものに対する愛おしさ 村木哲
淡々と事実を積み重ね、アメリカ社会の本質に迫る――極限状態で顕在化する社会の基本的問題 竹中興慈
象徴の劇場と公共圏――2008年演劇回顧 高橋宏幸
米の報復戦争に異議申し立て、内外への露骨な恐怖政治を批判――「存在倫理」(吉本隆明)という普遍視線をテロと戦争を超える方途に 久保隆
ポーランド映画史の特異点・キェシロフスキ――彼の初期の作品群を詳しく知るうえで、本書は貴重な資料となるはず 月永理絵
寄稿・中国講演旅行記 めまぐるしく転換し、開放を進める中国マルクス主義――「環境社会主義」への合流が、東アジア地域の課題である 佐々木力
中世についての知識とイメージを豊富にする――充実した人名紹介など、利便性の高い百科事典 米田綱路
経験の交錯から歴史研究の軌跡が浮かび上がる――歴史家たちが生きた時代を語り、研究テーマを選んだ背景を語る O
秘密の光に満ちた贈り物――静止していられない生き物のようにはみ出ていく文たち 清水良典
繊細さもまた誠実さと同じくアナクロニックにならざるを得ないのか――これまで流布されてきたB級ノワール神話を解体し、明瞭な視野を提供する 大久保清朗
流れゆく時間にいのちと死を見つめるまなざしが浮かび上がる――菅江真澄追跡詩集の六冊目に当たる一書 吉田文憲
動物虐待への穏健な告発を綴る重厚な大著――動物論という観点から西洋思想史の断面を切り取る 戸田清
1960年代を代表するフランスの現代建築論――革命としての建築を掲げたパラン 五十嵐太郎
膨大な発言と作品を照応し、思索の軌跡を追うことができる一冊――単なる職人的なこだわりではない大きな意識 氷川竜介
少年は自分の育った山河の中で韓国の運命を抱えて解放を迎えた――体験を語り過去史を捉え直す重要性を、日韓の未来のために提示 李修京
叛乱に加わった者自身が68年を語る――監獄に焦点を当てた物語と、思想性 表三郎








リンクサイト
サイト限定連載

図書新聞出版
  最新刊
『新宿センチメンタル・ジャーニー』
『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 下戸の夜
(本の雑誌編集部下戸班編)
2位 ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
(ブレイディみかこ)
3位 東京凸凹散歩
(大竹昭子)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 一切なりゆき
(樹木希林)
2位 未来の地図帳
(河合雅司)
3位 ノーサイド・ゲーム
(池井戸潤)

取扱い書店企業概要プライバシーポリシー利用規約