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甲完の生涯を辿る「書き下ろし歴史長編」――当事者の手記ひとつに寄りかかって歴史を云々する危うさ 李光江
日本労働運動の黎明期に活躍した高野房太郎の波瀾万丈の生涯を究明――時代的制約と重ねて、その思想の検討を今後の課題に 由井格
世界への視座 コーカサス コーカサスの不安定が続く――ロシアのグルジア攻撃にからむ複雑な地域・国際情勢 廣瀬陽子
良妻賢母という規範への女性の側からの反撃を描き出す――明治期の「女学」の雑誌群を読み解いた意欲的な労作 梶葉子
ソポクレスの声色で現代を写す――奇跡とは自分で自分を癒すことである 栩木伸明
死刑などの量刑判断と内乱罪に関し刑事裁判の難所がある――「裁判員は官僚裁判官制度を変える力」と説く 宗近藤生
「表話」としての映画批評――神話化の危険性には注意すべき 長谷正人
軋みをあげながらの密度と、激烈な提起――「原始的蓄積」の課題があらわになった現在の音楽を問う 東琢磨
新〝軍部〟形成の第一歩か――動き出した自主国防派の動き 田母神問題の「真相」を読み解く 纐纈厚
「フランス文学」という括りでは捉えきれない作品たち――古典的名作は翻訳で存在感を示す 安原伸一朗
年末回顧号 宇梶静江氏インタビュー TOKYOアイヌの苦悩と祈り 宇梶静江 聞き手・鈴木義昭
作家の誕生と死――妥協という選択を決して行うことのなかった強靭さ 岩本和久
歴史の裂け目、刻印される記憶――奔流する「中国」と浸潤する内部矛盾 伊東貴之
新しきもの変わらぬもの――新進気鋭の受賞作家と社会派の伝統を受け継ぐベストセラー 橋本勝雄
「慰安婦」問題は解決していない、批判の矛先をどこに向けるべきか――挺対協運動の渦中にあった著者の運動総括の書 鈴木裕子
過去をどのように扱うのか――六八年、七七年、八九年 山本浩司
近代の超克へ向けて――イギリス、インド、リアリティ 原田範行
台所、「比丘尼」、銭湯など江戸庶民の暮らしを活写――時代考証が歓迎されない現在、よく目配りされた労作 氏家幹人
生活改革運動に表れる様々な「新しい共同体」――共同体意識とユートピア的な志向性 O
出入の門の多き一冊――緩やかさ寛やかさが読み手の参加を誘う 阿木津英








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『新宿センチメンタル・ジャーニー』
『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 下戸の夜
(本の雑誌編集部下戸班編)
2位 ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
(ブレイディみかこ)
3位 東京凸凹散歩
(大竹昭子)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 一切なりゆき
(樹木希林)
2位 未来の地図帳
(河合雅司)
3位 ノーサイド・ゲーム
(池井戸潤)

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