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言語学的な方法に拠る分析の数々――山口仲美の長く充実した研究者人生の、豊饒なその成果 浅川哲也
国際法学の中からいかに国際政治学的思考が誕生したのか――緻密な論理構成と資料原典からの解読による、大きな学問的挑戦の書 大中真
法と「法らしきもの」はどこで交錯し、何を学び合うのか?――「法」が/「法」から踏み出す距離の概算 永石尚也
「汎・一人称」と呼びたいような自在さ――福島泰樹の声=語彙に言寄せて語られる(語る)死者たち 大和志保
歴史を超える「表象としての透谷」を捉える――「浪漫的思考」が「廃墟」と通底し、戦時下の不安な若者たちの潜在意識と響き合うなら、本書が明らかにしたものは、また繁栄する現在の精神の裏面でもある 中山弘明
戦後国際関係の大きな流れを描写――敢えて「深層の諸力」を省いて国家を中心とする政治史に徹する 坂井一成
「分析」するのではなく、「証言」する――読者はソンタグの評論をいったいどんなふうに読むべきなのだろうか 柴田健志
地図は多くの機能を備えた社会的なドキュメント――西洋人が描いた日本地図の歴史も、彼らの日本理解を深めるための道程だったのだ 川成洋
芸能史研究の魅力――地域資料の発掘と検証とが、研究の進展において不可欠な課題であることを示した点で本書の意義は大きい 宮腰直人
確かに騒乱の時はあった――半世紀後、渦中の主人公が振り返る 井出彰
「多文化主義の長い航海(Multicultural Odysseys)」のための海図――多文化主義の国際比較や、西洋社会以外への輸出可能性を研究した一つの集大成 安達智史
詩の理想状態へ――詩と生活への透徹した意志と執念が手塚敦史の詩作を可能にしている 山田亮太
異文化、他ジャンル・異媒体への越境――学際的な議論を協同する意識が、著者の用語や表現にまで及んでいる 山本淳子
あえて巨匠中の巨匠の代表作を考察の対象とする蛮勇を称賛したい――「芸術の時代」の始まりを告げたルネサンスという西洋の特殊な文化現象の最たる姿 宮下規久朗
アドルノの同時代音楽批評を一層アクチュアルに響かせる一冊――作曲する人としてのアドルノの肉感的でチャーミングな一面をのぞかせる 水野みか子
従来のジェンダー論とは違った新しい視点からの論理――「主体と他者」という対極的構図ではなく、「自己と他者」が主体となる可能性を内包し、互いにコミュニケーションがとれる空間を提案する 大木清香
学校誘致に込められた人々の「思い」――背景に広がる植民地社会の複雑なありようをも浮き彫りに 山本和行
日本にとって、近代世界にとって太平洋とはなにか――他者への構想力を押し広げようする意図を確立した好著 佐藤幸男
高齢家族の生活誌として――本作品集には極めて世代間の交流が頻繁な家族の様子が描かれている 吉田正紀
自分のさなぎ時代を苦しさも含めて懐かしくたどりなおすような時間――蝶の六時間にあたる時間が、本書の八つの物語に描かれている 梶葉子








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■東京■東京堂書店様調べ
1位 流浪の月
(凪良ゆう)
2位 野垂れ死に
(元木昌彦)
3位 木になった亜沙
(今村夏子)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 流浪の月
(凪良ゆう)
2位 五・一五事件
(小山俊樹)
3位 気がつけば、終着駅
(佐藤愛子)

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