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「環世界」論を導入し、世界を理解する新しい視座を提示――南カナラ地域の「ブータ祭祀」を描く、優れた民族誌 川野美砂子
アメリカの黄禍論と日本のアジア主義の言説の関係を追求する――歴史的理解よりも党派的な理解に組するような近年の傾向とは一線を画す 藤川隆男
壮大なる異端カタリ派の叙事詩――発生・勃興から消滅に至るまで、政治と宗教が絡み合うカタリ派迫害の歴史を丹念に辿る 図師宣忠
鮎川信夫の読み直しの手掛かり――詩への敬意と丹念な記述 蜂飼耳
「らい」に対する差別と部落差別に向き合ってきた著者の半生の記録――日本のハンセン病史であると同時に、部落解放運動史でもある一書 川上登
「若者語り」が溶解する現状に対し、再び若者を語りうるための処方箋を示す――若者文化の多元性を捉える諸論考から、新しい方向性が見えてくる 新井克弥
「自己実現型出産世代」が孤独感や閉塞感に苛まれずに次世代を育てるにはどうしたらよいか――オープンダイアローグで女性たちの語りを聴き、考える材料を提供する 門間晶子
どんな世代でも読める、「ロック(ンロール)」にまつわる名エッセイ集――「66枚のレコード」は、「僕を作った」だけではない 上村寿幸
少子化社会における子どもの成長を国際比較などから多面的に探る――子育て真っ最中の親世代や教師、保育者、学生にお薦めの書 首藤美香子
読書論から吉田松陰の思想を描く初の試み――幕末維新期の新たな地平が開かれる 岸本覚
家族はつらいよ――戦後歌舞伎を六世代にわたる「家族」の物語として論じる 日置貴之
ナショナリズムと結び付いた「日本犬」――「日本犬」とは概念の問題だった 石井正己
〈変態復興〉の書――近代日本の「変態」をめぐる歴史的な文脈の上に置き直してみても面白い 竹内瑞穂
狂気の輪郭――転覆の思想を孕んだ芸術「アール・ブリュット」 大崎晴地
追悼 大道寺将司 太田昌国、浴田由紀子、友常勉、栗原康
戦争体験の記憶に働くジェンダーの作用について検討する――第一次世界大戦に参加したアメリカ軍人による一九二〇年代の戦地再訪問を題材に 野上元
ジェンダー史の確立に至るまでの道筋を巧みに整理し、全体像を示す――歴史研究にとってジェンダーが重要であることを確認する、待望の一冊 山口みどり
廃娼運動のジェンダー力学を解き明かす――性病予防システムとしての公娼制度撤廃の困難性と可能性に真摯に向き合った労作 人見佐知子
感化教育や監獄改良の実態を歴史の文脈のなかで描破――近代の影の部分に光をあて、重要な児童問題として剔抉する 室田保夫
深遠な孤絶――石牟礼道子の魂の軌跡を知るうえで欠くことのできない文献 間庭大祐








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 本当の翻訳の話をしよう
(村上春樹、柴田元幸)
2位 天皇陛下にささぐる言葉
(坂口安吾)
3位 漱石全集を買った日
(山本善行)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 今こそ、韓国に謝ろう
そして、「さらば」と言おう
(百田尚樹)
2位 一切なりゆき
(樹木希林)
3位 思わず考えちゃう
(ヨシタケシンスケ)

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