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テレビと視聴者との「共犯関係」から、独自の「テレビの論理」が生成する――本書が投げかけた視点は、日本のメディア研究のフロンティアを切り拓くうえで示唆に富む 山腰修三
小鳥のさえずりを愛するように――キュビスムがもつ多様性を包括的に把握する 松田健児
ボクシングの本質とは暴力である――スポーツとしてのボクシングのみならず、近代ボクシング以前の歴史や、拳という「道具」を用いた活動の意味へと分け入る。人類学者としての知見にとどまらない著者の引き出しの多さには目を見張る 木本玲一
プロレスを「通して」世の中の物事を見る――プロレスとその観客が織りなす文化現象に関する思考のワンダーランド 亀井好恵
言葉の意味と使われ方を根源的に問い直す――国家と国民一人ひとりをとりまく社会的規模の議論環境、知的環境の基盤形成をめぐる書 伊藤真実子
アメリカにおける格差に注目する研究者達の研究成果――ピケティの枠内にとどまらない多様な議論 小川雅弘
ダヴィッドの抵抗の精神を継ぐ異議申し立ての書――その詩は驚くほどストレートで力強い 野村喜和夫
人種、時代、地域の隔絶を超える――われこそは読書家、と自認する者ほど挑まねばならない一冊 河﨑秋子
未知の世界を読み解く楽しみに充ち満ちている――浮かび上がる、ある中世的な帝国の歴史 大野万紀
「技としての記憶」の思いがけない沃野――古代から中世を経てルネサンスにいたるこの技の多彩な例と諸相を紹介 安川晴基
規範と革新のコーディネート――ブリティッシュ・ファッションの実践力 田中里尚
グリーンバーグのモダニズム美術論の批判的克服、ある種の「親殺し」の書――ようやく実現した待望の邦訳の出版を素直に喜びたい 暮沢剛巳
過去の時間は、現在という時間に重層化――引揚者、帰国者ではなく朝鮮植民者と立ち位置を表明する村松武司 久保隆
井上靖研究をするものにとってはありがたい、貴重な本――文壇デビュー作「猟銃」の誕生を読み解く上で、貴重な手がかりを提供 宮﨑潤一
エマソンの言葉を吸収・消化――精緻で具体的な論及をモザイクのように集積した一冊 林浩平
加藤周一の第二世紀に向けて――連続する記念年に刊行の三著を機に 片岡大右
あらゆる語りの層を設け、新たな代表象としての「物語」をつくりあげる――理路整然と集約される中心にたいする違和の発現が隠れている 奥間埜乃
植民地化以前の政治経済構造を踏まえ植民地化前後の継続性を明らかに――イギリスのインド統治とは何であったかを考察するうえでの必読文献 上田知亮
広岡浅子の一種の遺言のような歌集――「明るく前向きな女性」という性格はイメージ通りだ 原口泉
食を通して、ヨーロッパの個性を浮き彫りに――数多くの写真や地図、統計が多く掲載されており理解の助けともなる 山辺規子








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『新宿センチメンタル・ジャーニー』
『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 下戸の夜
(本の雑誌編集部下戸班編)
2位 ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
(ブレイディみかこ)
3位 東京凸凹散歩
(大竹昭子)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 一切なりゆき
(樹木希林)
2位 未来の地図帳
(河合雅司)
3位 ノーサイド・ゲーム
(池井戸潤)

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