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見えない「おそれ」を可視化すること――我々を取り巻く社会の見え方を変える歴史的な視野を与えてくれる大変に刺激的な書 増記隆介
明治末・大正期の都市下層に介入していった慈善事業から、近代家族の成立を捉え直す――東京の四谷に設立された二葉幼稚園を事例として考察 坂無淳
牢獄の穴の底で愛と知と力をうたう――超越性と合理性と地上性の臨界で揺らぐ心性を書き留めえたカンパネッラ 宗近真一郎
みんなが変な世界――突き詰めた諦念をもとに生まれた表現は光にもなる 岡英里奈
ゲットー脱出宣言――人種化のえげつない権力と今後どのように対峙していくのか、本書は次なる大きな課題を浮き彫りにした 小笠原博毅
芸術と科学について今、考察する――「AI美芸研」のこれまでの活動が、つぶさにわかる 宮田徹也
「ジェンダー化された」表象として男性像を捉え直す――男性支配のメカニズムの詳細な分析のみならず、既成のヘゲモニーの攪乱による社会変革につながりうる実践 多賀太
強力な外交力にけん引されたフランスの極東への経済的関与――フランス‐極東の経済関係史を専門としてきた著者によるこれまでの研究の集大成 難波ちづる
レジスタンスを一緒に戦った旧知の友人、戦友の対談――基調をなす、終始気負いのない、さりげない親密さ 中島ひかる
「移動」する作家の総体――本邦初の本格的なボウルズ研究 大場健司
歴史的、いや、あまりに映画的な――「歴史」の再現ではなく、個人の語り=記憶を記録する 佐藤賢
コロナ禍は剥き出しの権力を露呈させた契機となった――ダイヤモンド・プリンセス号の乗客だった著者による渾身のレポート 皆川勤
未来は存在しない――いまホワイトハウスを巻き込んで全米各地で広がり、ヨーロッパにも飛び火している事態を、闇からの恐怖で照らし出すまたとない書 西谷修
友愛社会主義への道――新たな社会主義像を精力的に追究する、近年の政治的論評から成っているが、同時に喜寿を迎えた人生の総括という一面も有した、著者・村岡到の軌跡 碓井敏正
読みの熱量と強度には圧倒されずにいられない――混迷の時期にこそ、本格的な批評研究が指針となる 川崎賢子
リシール哲学への彼自身による最良の入門書――継承すべきは、リシールのテーゼではなく、その問いかけのスタイル 廣瀬浩司
私達はピカソの何を知っているのだろう――本書はピカソ、芸術を通り越して、複雑怪奇な人間を知る機運となる 宮田徹也
見える化されたデイヴィッド・ルイス――可能世界論を中心にして、その基礎と応用を解説。ルイス哲学のエッセンスをこれほど分かり易く解説しているのは、賞賛に値する 吉満昭宏
求心的な朝貢貿易と遠心的な互市とのせめぎあいを描く――明清時代の貿易秩序の理念と実態、その時代的変遷を解明 中島楽章
この国の戦後詩へと分け入っていく論旨は見事――「モダニズム」という問題は、極めて多層の様相を持ったものだ 植田隆








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■東京■東京堂書店様調べ
1位 一人称単数
(村上春樹)
2位 首里の馬
(高山羽根子)
3位 本の雑誌の坪内祐三
(坪内祐三)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 '20 ミシュランガイド新潟 特別版
2位 一人称単数
(村上春樹)
3位 気がつけば、終着駅
(佐藤愛子)

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