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「制憲」思想史という視座から戦時と戦後の「国制」を構造的に解析――憲法秩序そのものをラジカルに捉えようと試みる 佐藤太久磨
秩序を志向しつつ相対化し続ける、すぐれてダイナミックな憲法パトリオティズムの概念――目下の思想的状況に「新たな始まり」を画する知的営みへの誘い 馬原潤二
怒りを力にする知――政治の創出を疎外することに無自覚な投票の呼びかけには、私はのらない 阿部小涼
不意に立ち上がってくる記憶、リアルな断片の数々――「外出」すると、思いがけない出来事と遭遇するものだ 寺田操
群盲よ、象を撫でろ!――この本は皮肉にも、読者に日本という国の在り方を見つめ、問い直す機会を生むだろう 渡邊未帆
どのような質問にたいしても、真摯に切実に応答する姿勢――安藤昌益の思想をヴェイユや親鸞へと敷衍していくのは吉本らしい 久保隆
人間の理性を超えてモノどうしがぶつかり合う21世紀の思想の新生――モノの哲学と人類学の存在論的転回のパースペクティヴの相互包摂 奥野克巳
福島原発震災から七年を経たいま、より多角的に原発問題を捉える――福島原発と伊方原発を比較しながら、時系列的に「読む年表」 三輪智博
われわれは貧困を克服できるこの新たなビジネスモデルの潮流は、ほころびを見せはじめた――資本主義の救世主となり得るのか 滝野沢友理
山姥が帯びた虚構の力――講義の空気を伝えるような、話し言葉的表現でまとめられていて読みやすい 飯田祐子
国家政策としての文化政策を、国際的環境の創生過程と国内政策の動向から考察――文化形成の実態を歴史的文脈の中に位置づける 永井聡子
「ライフヒストリー」と「聞き書き」の相互作用の重要性――交差的かつ極めて人間的な読みの可能性に向けて開かれた好著 中山弘明
人間味あふれる碩学・新村出を立体的に描く本格的伝記――知られざる「生粋の図書館人」としての新村出の図書館観も提示する 安光裕子
生命というものの深遠さ――多様な生き物たちの「顔」が映し出されていく 黒川類
辞書・事典・図鑑 お薦めのこの〈一冊〉 春風社、翰林書房、岩波書店、三省堂、冨山房、全国農村教育協会、日外アソシエーツ、朝倉書店、金沢文圃閣
グローバル化時代を生きる子供の人生をより良いものにしようと、それぞれ模索した韓国の親たちの姿を伝える――「違法」にも早期留学せざるを得なかった様子からは、韓国の今を生きる子供や家族の葛藤を知ることができる 田中光晴
一般的な遊びを通時的に見ることができる――遊びのネタに詰まったときに気軽に手に取るとよいだろう 草場純
文化交流を通して見る日韓現代史――韓国の文化的アイデンティティがどのように回復され、形成されていったのかをめぐるドラマをも描く 佐野正人
小さな漁港の町、人々はつつましく生きている――想田和弘監督『港町』 名取弘文
自由にこそ未来を拓く力が存在するという信念――アラブ知識人と社会の関係が見える一冊 柳谷あゆみ








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1位 流浪の月
(凪良ゆう)
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(元木昌彦)
3位 木になった亜沙
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■新潟■萬松堂様調べ
1位 流浪の月
(凪良ゆう)
2位 五・一五事件
(小山俊樹)
3位 気がつけば、終着駅
(佐藤愛子)

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