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人間と万物全体の「相互依存的な全体」を認識し、その豊饒で無際限な関係性を構築する「宣言」――経済合理性の仮定によって自明視されがちな「自他の境界線」にメスを入れる 若森みどり
多様な個人や組織の価値観の実現を金融によって可能にしようとする試み――新しい組織による新しい手法での問題の解決を我々に知らせてくれる良書 長谷川勉
戦後における詩誌の始まりと渦動を丹念に辿り記述――「荒地」と「列島」の間にある異和を象徴する戦後詩という迷宮 皆川勤
「モノとメディアをめぐる社会学的研究」を試みる――われわれはなぜモノを模すという作業に魅了されるのか、その答えがここにある 坂田謙司
創立以来のさまざまな「断面」を緻密に掘り出す――日本のプロテスタント教会の歴史的背景を分析 原誠
ドイツの脱原発の政治過程に関する決定版――「エネルギー政策の転換」を通してドイツの民主政治の特徴を問う書。現在のドイツは脱原発のさらに先、脱石炭へと進みつつある 西田慎
京都府美山町の地域活性化についてどう分析・理解できるのかを記した論文集――共同執筆者がそれぞれの視点で美山町の事例を検討 堂下恵
当事者は自らの「障害」をどう捉えているのか――「社会モデル」の立ち位置からインタビューを分析 要田洋江
なぜこれほどまでに苦悶する物語を描出しようとしたのか――人間という存在そのものが狂気の母型といえるのかもしれない 久保隆
知られざるアメリカ美術の魅力――自己と他者というテーマによる五本の論文 宮下規久朗
声をあげる――詩織さんが闘いを挑むのは、被害者が泣き寝入りをさせられている、日本社会の現状そのものだ 望月衣塑子
独ソの地獄への帰還なき道――二〇世紀を代表する作家グロスマンのルポルタージュと短篇集 桜井裕三
巻物=絵巻の力を伝承している書――人間と自然の科学では解明できない業を描いている 宮田徹也
風刺言語で連想を刺激する戯画と諧謔のロシア革命史――描写の妙と毒舌のユーモア満載で実におもしろい一冊 新庄孝幸
したたかな仙人の前で、さすがの安吾も無抵抗――自らの安吾観にリアリティを持たせてゆくという勤勉さも持っている 井出彰
前人未踏の斬新な万葉集観――独自の切り口から、多様な万葉歌に沈潜する哀惜を浮き彫りにしていく 倉持長子
同世代であった学生たちへの、ある種の痛ましさ――国家や権力の所在をめぐって吉本と学生たちとの拮抗と離反していく言語の応酬 久保隆
海洋文学作家シャマン・ラポガンの多声体の語りの物語――書くことと書かれることのなかで変化する人間の像 三木直大
読者の年齢に関係なく薦めたい全12篇、どれも心に残る犬の話 谷口真生子
世紀末ウィーンの希有で文化的奇跡の物語を揺すぶる――平安世界の希求という変わることのないオーストリア的心情 川東雅樹








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3位 本の雑誌の坪内祐三
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1位 '20 ミシュランガイド新潟 特別版
2位 一人称単数
(村上春樹)
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