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今まさに、大学が本能的にサバイバルに向けて奔走する時代――果たして、これほど多くの大学が必要なのだろうか 川成洋
翻訳不可能性の象徴ともいうべき「ギャバガイ!」――思考を刺激し続け、30年も“生き残って”きた本の邦訳 氏家達夫
技術に内在した批評と実践の探求――高度に分散化された現代社会にあって、その状態をコントロールする技法=プロトコルの行き着く先に、自由の新たな条件/可能性を見る 阿部潔
『存在と時間』という豊饒な書物に、読者を哲学することへと誘う――ニュースクール・フォー・ソーシャル・リサーチでの講義録 柿並良佑
これからの「文学社会学」の起点かつ古典となる書――固有な対象と方法とを確立しようという試みの成果 寺田征也
国内最大級の地名事典『世界地名大事典 全9巻』(朝倉書店)完結 厳選した全48000余の地名から世界の全体像をつかむ
トランスナショナル・ヒストリーの作法――歴史学界を牽引してきた近世史家の自伝 内村俊太
笑いがはじけるうたになって凱旋――啄木の心的多面性が、肉感的に迫る 工藤正廣
「不可能性」へ賭けた仕事――難題に取り組んだ詩人、美学者、画家、美術批評家、写真家五人の闘いの記録 木下長宏
喜びを共有することは、「せかい」をかたちづくることの源泉――大人たちにこそ読んでもらいたい絵本 山井悟
「歴史学の言語論的/物語論的転回」再考の機会――過去の出来事が「意図して」忘れられつつあるこの日本社会において、それら「言語を絶する」事象をあらためて再現在化=表象する道を探る手がかりを、ここに見出すことができる 鹿島徹
「難民問題」という複雑かつ人類的な課題の把握を学際的に試みる――多くの日本人にとって難民問題は情報の中にのみ存在している。確かな視角を提供する優れた論考も収録 山本哲史
手稿の政治的言説から浮かび上がるソシュール像を慎重に素描しようとした貴重な労作――「現代フランス思想」風の華やかな像からは遠くかけ離れた、真理を追究するソシュールの姿 松澤和宏
「グローバル化」現象を軸に、各国政治におけるポピュリズム現象を詳述――日本の地域政治研究の質の高さと広がりがうかがえる 吉田徹
理念としての建築を現代に探求する――著者の手にする糸口が、書物から引きだされただけの机上の産物ではない点も魅力 天内大樹
ゴッホの思想史的位置づけ――知っているつもりのゴッホにも、確実に未知の部分が残されている 小泉順也
姉をテロで亡くした十歳の男の子と崩れた家庭――テロが身近なことになってしまった現実を子どもたちに知らせる児童文学 名取弘文
「闇から光へ」、「死から再生へ」と向かうケルトの人びとの不屈の想像力――ハロウィンの古層にあるものとは何か 野口良平
「浮世草子」怪談ならではの『御伽百物語』の魅力――入念な注釈は大変な労作 近藤瑞木
新たな文学史の可能性を感じさせる――「省筆」とは、「書かず」と明記することによって、読者に「書かれない」の存在を強く意識させる修辞法 中川照将








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3位 本の雑誌の坪内祐三
(坪内祐三)
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1位 '20 ミシュランガイド新潟 特別版
2位 一人称単数
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