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評者◆巖谷國士
巖谷國士氏が語る 澁澤龍彦・堀内誠一往復書簡『旅の仲間』 未知をいざなう、旅──手紙で目くばせを交わしながら…
旅の仲間
澁澤龍彦・堀内誠一往復書簡 巖谷國士編
No.2879 ・ 2008年07月26日




 澁澤龍彦・堀内誠一往復書簡『旅の仲間』(巖谷國士編、晶文社)が刊行された。一九八七年にともに他界した二人の手紙のはじまりは、一九六九年。時代が大きく変容してゆくこの時期に、なにを語り、告白しあっているのか。また、二人にとっての「旅」とは。本書を編集した巖谷氏の詳細な注は、今まで知られることの少なかった友情の姿、手紙にしか現れない言葉や姿勢を明らかにし、今を生きる私たちをも誘いこむ魅力をそなえた、二人にとっての「旅」の内実を鮮やかに浮かび上がらせる。
 東京・渋谷のギャラリーTOMで行われた巖谷氏の講演を編集のうえ、全三回でお届けする。
(講演日‥5月31日、佐藤美奈子〔本紙編集〕)

二人に共通する「何か」

 澁澤龍彦と堀内誠一は、一九八七年の八月にたった十二日の間をおいて、まったくおなじ下咽頭癌という病気で亡くなったんです。昨年は没後ちょうど二十年ということで、僕は「澁澤龍彦 幻想美術館」という大きな展覧会をやりました。澁澤さんが生涯にかかわった美術と美術思想を再現した展覧会で、カタログは平凡社から単行本として出ていますが、ここではじめて、堀内さんから澁澤さんに送られた手紙4通を出しました。おそらく澁澤さん・堀内さんの読者や支持者、ファンもふくめて、二人が仲のよい友人同...







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