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評者◆小野沢稔彦
小野沢稔彦氏に聞く、来日中止後のアントニオ・ネグリ 日本は〈民主主義以前〉──ヴェネツィアのアントニオ・ネグリからのメッセージ
No.2880 ・ 2008年08月02日




 本紙の読者は、さる三月末に予定されていたアントニオ・ネグリの来日が、「阻止」と呼びたくなるようなかたちで中止させられてしまったことをいまだ強く記憶しておられよう。あの「事件」のことを、今、ネグリ本人はどう考えているのだろうか。本紙八面にて「境界の映画/映画の境界」を連載中の小野沢稔彦氏が六月末、イタリア・ヴェネツィアのネグリの自宅で彼との会談に成功し、インタビューをしてきてくれた。その一部始終を再構成しお伝えする。なお、このネグリへのインタビューは、日本在住のイタリア人ジャーナリストのピオ・デミリア氏と、イタリア在住のジャーナリスト、佐藤康夫氏の協力によって行われた。(小野沢氏へのインタビュー日:7月15日、東京・神田神保町にて。聞き手=須藤巧〔本紙編集〕)

ネグリと会うまで

 ――今回小野沢さんは、イタリアに行ってアントニオ・ネグリと会ってこられたということですが、そもそもなぜイタリアに行かれたのですか?
小野沢 私は足立正生監督のプロデューサーをやっているのですが、彼の『幽閉者』という映画は、ロッテルダムをはじめヨーロッパの様々な映画祭に招待されていて、監督に来てほしいというリクエストが向こう側からありました。こちらとしても、監督が現地へ行っていろいろ話をするのが前提...







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